Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

もうすぐクリスマス

2014-12-22 21:10:00 | 国際結婚・家族のこと
お土産はありがたく頂戴しました

19日に到着した義理の両親は、今日から夫と下田に行っています。

「東京物語」という小津安二郎の映画でも、息子を尋ねて田舎から両親が出てきますが、息子夫妻は当然働いていてずっとつきっきりで東京案内もできないので熱海に両親を旅行させる、というエピソードがありました。が、
うちは息子が休みをとってるところが日本人と違います。

明日は夫の弟が彼女と一緒にオスロから着くのですが、私は仕事があるため、祝日で学校が休みの娘がスカイライナーの駅まで迎えに行きます。でも娘の学校は25日まで授業があるため、学校が終わり次第、学校から直行で踊子号に乗り下田へ弟&彼女も連れて行くのが私の役目です。そのために私も25日は有給をとりましたです。

そもそも今年のクリスマスを家族揃って迎えようと言い出したのは両親です。そしてオスロとロンドンに住む夫のふたりの弟にも召集令状を出したのです。

でもさ!クリスマスってのは日本の祝日ではありませんから、学校も会社も通常営業なのに、その点は両親も夫もまったく自分たちのノリで押し切ってるんですよね!自分たちにとってはクリスマスはホリデイ・シーズンだから、娘に「学校に行かなくていい」とか言うし!娘は多少体調悪くても皆勤賞目指して無欠席でがんばってるのに、そういう価値を認められないことに私はハラタツノリです!

夫はイギリス系の会社で働いていて上司もイギリス人だから、有給をとることは問題ないと思います。でも私にも数日間休みをとるよう提案してきたんです。でも私はバイトだから時給で働いてるし、有給はあるけどそれは楽しいことや自分の親のために残しておきたいから25日だけ有給をとり、あとは会社のお休みの日だけ親戚と時間を過ごすことにしました。

夫にしてみれば日本人の「正月くらいは休みたい」って気分でクリスマスはゆっくりと思ってるのでしょうけども、日本に10年以上も住んでいるのだから、通常営業体制の人を思いやってほしい!文化の押しつけ禁止!

まあね、あっちにしてみれば、「せっかく皆が集まるのに。」という気持ちもあるのでしょうけれども、そもそも私は集まってほしいと言ったことも思ったこともないのだから仕方ないです。プライベート時間ゼロの日を17日間も押し付けられるのが嫌でない人なんているのでしょうか?

でもあっちにはあっちの言い分があるに決まってるのが文化の溝ですよ。「日本人はクリスマスでも休まない」「そんなに勉強や仕事をしてどうする」とでも思ってるんだろうな。ふん!

でも1番かわいそうなのは、私じゃなくてロンドンの弟かもしれません。
なにやら、オスロの弟が間違って航空券を予約したために、我が家が全員出払った26日に日本に着くのです!はるばる初めての国に着いても誰も迎えにも来ず、夫がメールで指示した行き方を読んで、自力で成田から下田へ来させられるとは!しかもクリスマス終わってるし!