ステラ（ジリアン・アンダーソン）がお泊りのマーチャント・ホテルは五つ星のとっても素敵な門構えで、2006年にアルスター銀行本社だったビルがホテルへと改装されたそうです。ベルファーストに行けたなら泊まってみたい・・・けどそれが無理なら見るだけでも・・・＾＾；
ここでステラを待ち伏せしていたのは上司のジム（中の人ジョン・リンチは「魔術師マーリン」でマーリンのお父さんでした！）。連続殺人犯スペクターが逮捕の時に撃たれた事件の現状をステラに説明しつつ、ステラが部下アンダーソン（コリン・モーガン）となぜ当日の朝同じ車で現場に現れたのかをツッコミました。
復習します。その朝部下アンダーソンは５スターホテルのステラのベッドで目を覚ましました。しかしステラは上司ジムともかつて関係があったのです。そこでジムにアンダーソンとの関係を職務に悪影響と言われようとも、「それならあなたも同じ」とピシャリできる。
ステラにとっては既婚者ジムはすでに眼中にないですけど、ジムはそうではない。いつまでも未練たらしいわね！と言いたいところですが、彼がステラの職務的立場を必死で保護しているのはステラが知っている以上でもあります。
集中治療室でスペクターは意識を取り戻しますが、数年の記憶を失っていました。スペクターのでてくるシーンは、大手術の後で何本もの管につながれた彼は自分で起き上がることもできないとわかっていても、ふいに動いて看護婦さんを捕まえるんじゃないかと思えて怖いんですよ～
スペクターの娘は８～９歳くらいなので、ネットのニュースや学校での友達から父親に何があったのかを知ってしまうんですが、それでも彼女にとっては良きパパですので、「パパに会いたい！」と病室を訪れ、記憶の抜けたスペクターにとっては「何でこんなに大きくなった？」とつぶやきながらも娘を胸に抱くのでした。・・・・世間では変態殺人魔ですが、だからと言って100%悪魔でも変態でもない、ところをうまくこのドラマは描いていて、そこが面白い。
スペクター捜査班は、警察署の中で窓際に移されましたが操作は続行、ステラは犯行に使われた車を発見しました。女性の下着やスペクターが犯行の様子を自分のイラストや文で表現したアートブックなどの証拠物件がザクザクと出てきました。
苦しい立場のステラは一擧挽回できるのか？
スペクターの奥さんはやり手弁護士をつけたようだけど、これからは裁判戦となるのか？！
そ、そ、そして、今回ほとんどセリフもなかったアンダーソンの腕とキャリアはどうなるの～～？！