Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ENDEAVOUR 0401

2017-01-11 22:15:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
シリーズ4!
シャーロック・ホームズを人気投票で凌いだこともあるモースも、お正月早々風邪をひいた私を寝かせてくれません。

元旦はシャーロックの0401、その1週間後には同じ時間帯でENDEAVOUR 0401。

イギリスは相変わらず探偵物が熱いですね。

そして私たち極東の探偵ファンも(笑)。

0303で体を張って娘を守ったサーズデー警部、モースがお嬢さんの家出を黙って泣いて見送ってしまったので、シリーズ4の始まりは抜け殻のようでした。

モースはそこまで落ち込んではいないと私は思っていたのですが、顔が痩せてしまってすっかり70年代風のデカダンでそこはかっこいいので思わずギャラリーを作ってしまいました。

この時のモースは新しいスーツを着込んで鏡の前で決めていたのでした。



対照的な、なんとか体裁を繕っているサーズデー。
でも同じ鏡の中のショットというのが面白いです。



モースがいつになくスーツを新調していたのは、
実は前のエピで受けた昇進試験の結果発表の日だったのです。

・・・結果は、不合格



採点部署に回答用紙が届かず紛失したものは自動的に不合格となったと。

私はこの時、イギリスでは郵便物がよくなくなるから本当に不運だったのかとも思ったのですが、モースの申し立てでブライト警視が調べたら、無くなったのはモースの用紙のみ。

警視曰く「この数年で君は敵を作っているようだ」とのこと。

え?ブライト警視、その謎の敵に同意するような言い方はちょっとひどくありませんでしょうか~。

そんなことばかり気になって、肝心の連続殺人犯の仕組んだ言葉遊び(?)はよくわからないままになってしまいました。

今回実は私には珍しく犯人は最初からちょっとわかっていました。・・・ただ犯人の何気ないショットが冒頭で長かったから「?」と気になっただけで、推理したわけではありません。(笑)

ずっと傍観者のような役で長いカメオ出演のようだった、中年モース俳優ジョン・ソーの娘アビゲイル・ショー演じる新聞記者が今回大活躍でした。

大変な目にあってあんな行為に出るとは、さすが警察官の娘!いやいやそれは公私混同・・・ではなく中の人と役を混同ですね。

その大ピンチに、サーズデーの警察官本能が呼び起こされました。

そして残る、ジョアン・サーズデーの行方とモースの回答用紙を盗んだ犯人の謎。
これらは、残りのエピソードで明らかになるのか楽しみです。

肝心のモースの解説部分は、復習後回しですスミマセン。
きのうまでは咳がゴホンゴホンとひどかっただけですが、
きょうから鼻水が止まらなくなり、脳みそまで出てしまったような気がします。


最後のモースは若い頃のヘルムート・バーガーみたい