今週の私的ハイライトは、ジョージとシシリーの結婚(未遂)式でした。
シシリー父が一人で焦りまくってるのかなと思いきや、ジョージあっさりと日取りを言い渡しました。
ジェフリー・チャールズとシシリーは駆け落ちしようとする馬車を止められ教会へ連行されます。あまりにも人が少ないのでびっくりしましたが、ジョージ2回目だし、教会の許可を得るだけの形式的なものなのですね。
しかし誓いを前にシシリーが神に告白をしだすのです。
「私はジェフリー・チャールズ・フランシス・ポルダークに身も心も捧げました」
そしてジェフリー・チャールズのとどめの台詞「最初の子が自分の子か僕の子が一生悩むことになるだろう」
これは効いた!!!
ジョージにとっての最悪な痛手ワードを背に一人無言で教会を去りました。
これでこの結婚はなくなったものの、シシリーは閉じ込められるし予告編ではジェフリー・チャールズが捕らえられてるような1カットが・・・?!
一方ロンドンでは、王への反逆罪で逮捕されていたロスのアメリカ独立戦争時代の上官ネッドが、ロスやエニス(エニスを巻き込まないでと言ったのに〜〜)の助力もむなしく絞首刑となってしまいます。
ロスの心を動かす弁護も、有力者マースロンの根回しで最初から判決の決まっていた裁判でした。
しかしやはりこのネッドおじさんのエピソードが、この時代(アメリカ独立、フランス革命後)のロスの立ち位置を語る以上に重要だったのか、貴重な最終シリーズに「ポルダーク」の中で、どれだけの意味があるのか改めて悩む。。。
確かにロスとデメルザは貴賎婚のぶっ飛んだカップルではあるし、デメルザの弟も落ちぶれた中流家庭の娘モワナちゃんと結ばれている。
そうそう、コーンウォールではあの女、テスがデメルザのもう一人の弟サムに言い寄ってるのも、富裕階級への恨みがデメルザ個人への恨みへとひねくれたものなんですよね。
そもそもヴィランのジョージだって鍛冶屋の孫なわけで、そういう激動の世の中とはいえ、ネッドおっさんとキティ奥さんはいきなり出てきてロスを翻弄させました。その隙にコーンウォールでは密輸売買(中身は銅?)、そして直系ポルダークのジェフリー・チャールズはどうなるの??
ところで、
シリーズ5からデメルザ、カロライン、モワナちゃん、シシリーのドレスがエンパイアラインになって可愛いんです!
キティもイギリスに来たばかりの時はまだウエストをぎゅっと締めたドレスだったのが今エピではついにハイウエストに。(彼女の場合は妊娠もあるけど)
それもそのはず、エンパイアラインという名前もナポレオンから来てるんでしたものね。。。フランス革命後でしたね。
でも、テス始め労働者階級の女性はまだコルセットをしていて、まだ服を新調できる富裕層だけの流行なんだとわかります。
シシリー父が一人で焦りまくってるのかなと思いきや、ジョージあっさりと日取りを言い渡しました。
ジェフリー・チャールズとシシリーは駆け落ちしようとする馬車を止められ教会へ連行されます。あまりにも人が少ないのでびっくりしましたが、ジョージ2回目だし、教会の許可を得るだけの形式的なものなのですね。
しかし誓いを前にシシリーが神に告白をしだすのです。
「私はジェフリー・チャールズ・フランシス・ポルダークに身も心も捧げました」
そしてジェフリー・チャールズのとどめの台詞「最初の子が自分の子か僕の子が一生悩むことになるだろう」
これは効いた!!!
ジョージにとっての最悪な痛手ワードを背に一人無言で教会を去りました。
これでこの結婚はなくなったものの、シシリーは閉じ込められるし予告編ではジェフリー・チャールズが捕らえられてるような1カットが・・・?!
一方ロンドンでは、王への反逆罪で逮捕されていたロスのアメリカ独立戦争時代の上官ネッドが、ロスやエニス(エニスを巻き込まないでと言ったのに〜〜)の助力もむなしく絞首刑となってしまいます。
ロスの心を動かす弁護も、有力者マースロンの根回しで最初から判決の決まっていた裁判でした。
しかしやはりこのネッドおじさんのエピソードが、この時代(アメリカ独立、フランス革命後)のロスの立ち位置を語る以上に重要だったのか、貴重な最終シリーズに「ポルダーク」の中で、どれだけの意味があるのか改めて悩む。。。
確かにロスとデメルザは貴賎婚のぶっ飛んだカップルではあるし、デメルザの弟も落ちぶれた中流家庭の娘モワナちゃんと結ばれている。
そうそう、コーンウォールではあの女、テスがデメルザのもう一人の弟サムに言い寄ってるのも、富裕階級への恨みがデメルザ個人への恨みへとひねくれたものなんですよね。
そもそもヴィランのジョージだって鍛冶屋の孫なわけで、そういう激動の世の中とはいえ、ネッドおっさんとキティ奥さんはいきなり出てきてロスを翻弄させました。その隙にコーンウォールでは密輸売買(中身は銅?)、そして直系ポルダークのジェフリー・チャールズはどうなるの??
ところで、
シリーズ5からデメルザ、カロライン、モワナちゃん、シシリーのドレスがエンパイアラインになって可愛いんです!
キティもイギリスに来たばかりの時はまだウエストをぎゅっと締めたドレスだったのが今エピではついにハイウエストに。(彼女の場合は妊娠もあるけど)
それもそのはず、エンパイアラインという名前もナポレオンから来てるんでしたものね。。。フランス革命後でしたね。
でも、テス始め労働者階級の女性はまだコルセットをしていて、まだ服を新調できる富裕層だけの流行なんだとわかります。
>ジョージにとっての最悪な痛手ワード
ジェフリー・チャールズがどこまで意識して言ったのかはわかりませんが、これは強烈でしたねw でも、性懲りもなく意地悪ばっかりしているからバチがあたったんだよ。
>ネッドおじさんのエピソードが、この時代(アメリカ独立、フランス革命後)のロスの立ち位置を語る以上に重要だったのか
甚だ逆説的ですが、ネッドおじさんのおかげで'weeping Ross"という滅多に観られないものを拝ませてもらえた、ということでいいのかしら……?
>シリーズ5からデメルザ、カロライン、モワナちゃん、シシリーのドレスがエンパイアラインになって可愛いんです!
おおっと、しましまさんのご指摘がなければ気づきませんでした! 言われてみれば確かにそうだ、ドレスの形が違う〜〜〜。
>エンパイアラインという名前もナポレオンから来てるんでしたものね。。。
エンパイアラインという名前自体が初耳だった私は、当然、この名前がナポレオン由来だなんて知る由もありませんでしたが、一体ナポレオンとどういう関係があるのでしょうか???
>>ジェフリー・チャールズがどこまで意識して言ったのか
そういえば彼は昔「ヴァレンタインってロスおじさんにソックリ」っても言ってましたね。あの時は何にも考えてなかったでしょうけど、
、、、、今も考えてないと思って見てました!薄々気づいてるのかな?!
今ハッとしましたが、このままジョージの家が権力を握り、ポルダーク家が没落したとしても、将来はヴァレンタインが跡取りになるってコトですよね、エリザベスとロスの子供が・・・!
>>'weeping Ross"という滅多に観られないものを拝ませてもらえた
確かに5シリーズの中で初でした!貴重!アリガタヤアリガタヤ。
>>エンパイアライン
あ、昔ファッション業界に長かったせいで当然のように言ってしまいました。
ナポレオンの最初の妃ジョゼフィーヌがこのハイウエストのドレスが好きで帝政時代フランスから広まったのでエンパイヤスタイルと言われてるそうで。ナポレオンがローマ帝国をお手本にしていたのとお妃がローマ風ドレスを好きだったのは偶然だとは思いますけど、あの時代に既にファッションのリーダーがパリだったので、イギリスもオースティンの時代には皆このハイウエストになってて可愛いんですよね〜