予告編を見て以来ずっと気になっていたアイルランドのアニメ映画「ウルフウォーカー」を見ました。先日見た「ケルティック・クリスマス・コンサート」のキーラというバンドがとてもかっこよくて、彼らがこの映画の音楽もやっている、と聞いたので、コロナへの恐怖を押して映画館へと!
ストーリー
17世紀のアイルランド、キルケニーへイングランドから護国卿がやってきて、狼を駆逐し農地を開発して生産性を上げさせようとしていた。
父親のオオカミハンターに連れられて来たイングランドの少女ロビンは得意の弓矢で父の手伝いをしたくてうずうずしているのに、子供は街を出てはいけない規則。ペットの鳥マーリンと一緒に街を抜け出し森へ入ってしまう。
そこで出会ったオオカミ少女メーヴと友達になり、いなくなったメーヴのお母さんを一緒に探すと約束する。
しかし、オオカミは父が捕まえるべき敵。友達との約束は、父の立場を苦しめることになる。。。
自然と人間の対立、アイルランドとイングランドの対立、友情か、家族か。
ロビンが、護国卿に雇われている身として娘を守るためにも圧政に屈服するしかない父と、森で出会いオオカミと自然の世界に案内してくれたメーヴとの約束の間で悩み、自分で決断して行動する姿がとてもよかったです!
監督トム・ムーアはジブリのファンとのこと、どうりで強く正義感に溢れ行動的な女の子が主役なわけです。日本のアニメに土着的な信仰が出てくるのを見てアイルランドにもあると気づいたそうです。バブル期(1990年〜2008年)には伝統的なものより偽アメリカ的なものに価値があるとされたがその反動だとも。アイルランドは小国なので世界的に認められたものしか国内でも評価されない傾向があるとも言っていて、とっても我らがニッポンに似ているなあ〜と親近感がわきます。
左から、ロビン、マーリン、メーヴ、お父さん、メーヴのお母さん、護国卿
護国卿って社会で習いましたけど、要するにアイルランドから見れば侵略者ですね!クロムウェルの生涯はマーク・ライアンス主演でBBCドラマ「ウルフ・ホール」がありますが、なんで「ウルフ」なんでしょうね?!屋敷の名前なんですけどなぜにその名?
実はこのアニメの絵柄は苦手だったんですが、何かグッズが欲しくて買ってしまいました。
ニュース:アップルTV+で配信が始まっているようですのでご契約者様は是非。
アマプラでSong of the seaは観たことがあって、とても印象に残っています。コリン活が少し落ち着いたら観てみたいと思います。
なりたてファンの通過儀礼でPC周りやデスクが「コリン」に侵食されて
読む予定の本とかも埃かぶってます。
マーリンで「ドルイド」が気になり、調べる中でケルト関連の本を取り寄せたんですがコリンで多忙で、、、
ケルトと言えば
アメリカ次期大統領バイデンさんのシークレットサービスのコードが
セルティックだそうで、3人目のアイルランド系なんですね。
あちらではそれなりに盛り上がってたりするんでしょうか。
>>Song of the seaは観たことがあって、とても印象に残って
私も次はそれか、「ブレンダンとケルズの秘密」が見たいと思っています。
>>なりたてファンの通過儀礼でPC周りやデスクが「コリン」に侵食されて
読む予定の本とかも埃かぶってます
「ウルフウォーカー」のショップでも
「アイルランドの歴史」の本を売っていたので買ってしまいました。
マーリン・ロスから私の場合はその時あまりアイルランド方面には 行かず
数年目にして惹かれてますのでずっと楽しみがあってコリンへの道は広いです。
>>バイデンさんのシークレットサービスのコードがセルティック
かっこいい!アイルランド系とだけは聞きましたがコードまで。
アメリカ方面までが楽しみになってきました。
ファンはずっと忙しいですね。