お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書) 勝間 和代 光文社このアイテムの詳細を見る |
著者のブログ プロフィールより
投資が怖いと思っている人に、どのような機会損失が生じているのか、怖くない投資方法はどのようなものがあるのか、資本主義において実は必須の金融の知識、リテラシーについての書き下ろしです。
著者は慶応の商学部出身で、アンダーセン→マッキンゼー→JPモルガンというこれまた絵に描いたような経歴の持ち主。
その著者が主に投資未経験者に向けて書いた投資推奨本。
- 第1章 金融リテラシーの必要性
- 第2章 金融商品別の視点
- 第3章 実践
- 第4章 金融を通じた社会責任の遂行
内容は日本人にありがちな
・収入は銀行だけに預金
・保険に加入
・自家用車を購入
・家を30年以上のローンで購入
のパターンだけで今後も生活することがどれだけリスキーであるかと
丁寧、かつ簡単な言葉で述べている。
いわゆる「株でもうけよう」とか「FXでお金持ち」といった本とは異なり、
投資の必要性と、実際にどのように投資を行ったらよいのかについて
論理的、かつ平易に書かれている点が非常に好感。
おすすめ度:★★★★☆
投資初心者、未経験者におすすめ。
この内容で700円(定価)はコストパフォーマンス良。
ちなみにgooブログでよくランキング上位に上がっている池田信夫さんのブログではこの本に関して
のように述べられていたので、そちらも買ってみた。
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理 バートン マルキール 日本経済新聞出版社 このアイテムの詳細を見る |
まだ読んでいない(最近本を買いすぎて読むのがぜんぜん間に合っていない..)が
名著とのことなので非常に楽しみ。