今年は絶賛山行にどはまり中なので今回も山シリーズです(ブログ概要の技術的な話とはいったい…)。
今まで宿泊込みの山行では山小屋を使ってました。テント泊だと何かと荷物が多くなりますし、雨降ったときとか疲れた体でセットアップするの面倒だしということで。が、テント泊の話を聞いてるとテントはテントの良さがあり、何より寝るときプライベートな空間ができるのは嬉しい(山小屋は大抵6人部屋とかで見知らぬ人同士の相部屋です)。
ということでテント(モンベル)買って試しに山梨県は大菩薩嶺のふもとの福ちゃん荘にあるテント場で1泊してきました。 ここの良いところは駐車場から20〜30分で到着するので荷物重くても心が折れないですし、山荘が隣接してるので最悪山荘宿泊も可能、トイレ(公衆トイレがいつの間にかできてた)、水はテント場の近くにあって無料で利用できるという、テントお試しにはもってこいの条件です(テント場利用料は300円)。
いつもの地図とガイド本。スタンダードコース回るだけならガイドブックだけで十分です。
山と高原地図 大菩薩嶺 2015 (登山地図 | マップル) | |
昭文社 地図 編集部 | |
昭文社 |
日本百名山 山あるきガイド下 (大人の遠足BOOK) | |
ジェイティビィパブリッシング | |
ジェイティビィパブリッシング |
テントはモンベルステラリッジ2。ソロで使う分には余裕ある作り。ステラリッジ1と比較して重量も価格も大きな差がないのでこちらにしました。ちなみに対抗馬としてアライテントのエアライズを候補に挙げてたんですが値段がステラリッジよりも結構高いのとウェブサイトの出来が圧倒的にモンベルだったのでこちらにしました。
問題があるとすると相当同じテント使ってる人が多いので、混雑時にどれが自分のテントか分からなくなる可能性がw
モンベル(mont-bell) テント ステラリッジテント 2型 [1~2人用] サンライトイエロー 1122476-SUYL | |
モンベル(mont-bell) | |
モンベル(mont-bell) |
駐車場から福ちゃん荘への道。踏み跡がしっかりしていて問題まったくなし。
到着してテント設営。まったく事前に予習してなかったので設置に少々手こずりました(ペグ打って固定するとこ)。
山荘で遅い昼飯を食べた後、腹ごなしに大菩薩岳山頂へ。コースタイム1時間ちょっとくらいかな?上の方は大きめの岩や砂利が敷き詰めてあって歩きにくい部分もありますが、まあ問題ありません。
紅葉は染まり初めでまだまだといったところ。
振り向くと富士山が綺麗に見えました。秋の空気は乾燥しててガスりにくいのかな。なんか浮世絵チックです。
そうこうしているうちに稜線が見えてきました。
稜線に到着。2000m近いこともあって風がちょっと冷たい。
稜線伝いに10分くらい歩くと大菩薩岳(大菩薩嶺)に到着。ここ、展望ゼロなんですよねぇ。
展望ゼロというか丸山峠との間にある通過点にしか見えませんw
しかし三角点は当然ちゃんとあります。旧字体の点の字かっこいい。
稜線には色づいた木もありました。種類は不明ですが…。
で、登山口から登り切った稜線の地点にもどりました。晴天の土曜日にしては人が少ない?(15時過ぎてたせいもあるかな)
すこし日が陰って富士山はいよいよ浮世絵風に。
甲州市と南アルプス。
富士山は本当に絵になりますね。
紅葉と富士山。
下山途中、鹿の親子に遭遇しました。君たちは北は北海道から南は屋久島(鹿児島)までほんとどこでも見かけるね。。
下山して4時半ちょい前にビールをぐびっと。今回は登山メインではないのでゆるーい感じですw
ちなみに福ちゃん荘の宿泊「以外」の営業(飲食ですね)は午前8時から午後4時半までなので、ビールを飲みたい人は4時半までに下山しましょう!
隣接した休憩所は囲炉裏やら
山で採れた?栗、
キノコなどを乾燥?させてました。秋ですねぇ。栗ご飯たべたい。
で、本日はもうやることがないのでテントに戻ります。17時前時点でテントはざっと7、8張ってところでしょうか。かなり余裕がある状態でした。そして自分も含め、圧倒的モンベルテント率…。
晩ご飯は熊本ラーメン+乾燥キムチ+角煮。
これにて初日終了。夜、星空が大変綺麗だったのですが自分が持ってるカメラでは星空をとれそうな気がしないので目で楽しむにとどめましたw
翌日、せっかくなので日の出を見ようと暗いうちからヘッドライトつけて介山荘へ向かいます(福ちゃん荘からは山陰に隠れて日の出が見えない)。コースタイム45分。10月初旬時点で大菩薩峠にはかなり冷たい風が吹いていたので防寒着(フリース+ウィンドブレーカーやライトダウンなど)必須です。
ちなみに10月4日時点での日の出は5時47分でした。10〜15分前に到着すると日の出直前から見られます。
ちょうど日の出位置に雲がかかっていけずな感じです。
峠のちょい先に高台?があるのでそちらからでもよかったかな。介山荘に泊まったグループらしき人達がぞろぞろと降りてきてました。
南アルプスの脈々。
日光の関係で紅葉まっさかりに見えますが、まだですw
さて、日もだいぶ昇ったので介山荘から福ちゃん荘へ戻ります。
ちなみに道はよく整備されてるのでまったく問題ありません。
戻ってきました。朝コーヒーならぬ朝味噌汁で体を温めます。
※出入り口のペグ、出入りする度に靴に引っかけて外れるところが素人クオリティ。うまいやり方をテント泊の達人に聞いてみよう…。
さて、撤収しますかね。
ザックにマジックテープ使ってマットを結びつけてますが、どうもイマイチ。うまい結びつけ方を模索中。
人が少なかったことも有り、テントの試しにはちょうどよかったです。
朝8時前だというのに登山客がぞろぞろと。
好天に恵まれ、テント泊のトライアルとしてはこれ以上ない好条件でした。
さて、次はどこにテント行?をしに行こうかな。