宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

もうすぐ令和

2019-04-25 20:29:24 | 書道
世の中《あと○日で令和に・・・》とさわがしくなってきました。平成の時と違って、現天皇が退位されて次期天皇が即位されるのでお目出度い感があります。「令和」はなかなか良い響きと思います。英語で言うとBeautiful Harmony。
そういう世の中になってくれればと祈らずにはいられません。

今日の書の稽古で、「令和」と、その出典の和歌を書きました。



菅官房長官が示された令和の額の字を新聞からコピーして書きました。
何枚書いてもバランスが取れなく、特に「令」の字が難しかったです。

次に出典の大伴旅人の和歌の一部も書きました。これも新聞から拡大コピーしたのをお手本にしました。はじめ10文字を入れ込むのに苦労しましたが、これも何枚か書いて清書を仕上げました。

和歌は 「初春令月 気淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香」
     初春の令月にして気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉をはき蘭は香りを薫ゆらす

令和元年に書いたこの書・・・子や孫たちが後年見つけてなんと言うかしら?なんて思ったりしました。
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