今年の漢字２０２０

毎年漢字検定協会主催で今年の一字を清水寺の和尚様が揮毫されます。
今年の字は【蜜】・・・・そうですね。三密という言葉を何回も聞きましたし、国民全員が三密にならないよう気を付けています。

わが社中の方々にも毎年書いていただいています。水曜クラスの方々の字が↓です。
それぞれの書いた字についてその理由も述べていただきました。なるほどというお話を聞いて、楽しく稽古納めが出来ました。


いつもは年越しそばも皆様で頂くのですが今年はコロナ禍ですから中止です。
初釜の打ち合わせもしました。初釜も会食なしで行います。

マスクで困ること

今日東京でのコロナ感染陽性者は６０２人になってしまいました。１１月末からどんどん増えてきて数を見ても驚く一方、数に慣れてしまいました。
三密を避け、手指洗い、マスクはもう常識になっても一向に減りません。
理由は専門家にお任せして、我々庶民は自己防衛するしかありません。

マスクをかけていて困ることがあります。
下が良く見えないことです。駅の階段を降りる時など足元が見えにくくちょっと怖いですし、ショルダーバックの口を開けるときもファスナーの取っ手が見にくいことです。
またお茶の稽古で着物を着ていると、懐から帛紗や懐紙を取り出すとき見えにくいということです。
良いこともあります。
寒い時マスクをしていると、特に布マスクは暖かいです。

新聞に感染者の数など毎日載っていて時々切り抜いてあります。（ジョンズ・ホプキンス大の集計）
8/18・・・・日本全体感染者　56,074人　　 死者・・・・1,103人
9/13・・・・日本全体感染者　74,798人 死者・・・・1,428人　　
12/9・・・・日本全体感染者　165,142人 　死者・・・・2,304人


ついでに世界のものも載っていますが、驚くことに一番にコロナ感染者が出た中国が12/9現在で、感染者93,670人　死者4,746人で、感染者は日本よりはるかに少ないのです。

貴人清次濃茶点前

　久しぶりに貴人清次濃茶のお点前をしました。先週も稽古したのですが、ちょっと混乱したので今週又続けて稽古することにしました。
貴人清次点前は濃茶と薄茶ではかなり違います。小習１６ケ条の中でもむずかしい項目です。
貴人さん一人、お次さんも一人での稽古。お茶碗を返すタイミング、お茶銘等伺うタイミングなど今回でしっかり確認でき良い稽古が出来ました。
現代は貴人等いませんが、大切な方をおもてなしをする気持ちで稽古するのがこのお点前です。

　よく茶道では何回もお辞儀ばっかりすると言われますが、一つ一つちゃんと意味があります。声には出しませんが。
初めの総礼は客側は「これからお点前をしていただき有難うございます」という気持ちで、抹茶頂いた後の総礼は「とても美味しい抹茶でした。有難うございました」等々・・・

　何年も稽古をしてきた方は総礼だから単にお辞儀をすればよいというわけでなく、お辞儀の意味をしっかり心の中でつぶやいてするのが良いと思います。
お辞儀という型に心が入らねば何にもなりません。