オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

こだわりの中国ラーメン!『揚州商人』

2021年06月04日 | ├ ラーメン・つけ麺・ちゃんぽん

今日は全国的に雨降りですが、関東地方は梅雨入りしたとしても晴れ間とドンヨリ雲の「中休み」を繰り返すような空模様に落ち着かない今日この頃

ここ最近も発作の兆候があるものの食欲は衰えないのがせめてもの救いでしょうか...
またブログ更新が滞ってしまい訪問された方々には本当に申し訳ないところ、「食べ歩き」でまた再開です


長引く自粛生活のせいか、これまでサラっと流す程度の「折込チラシ」を一通り見るようになったのはココ最近のこと。

中でも数ある「クーポン券」に釣られて週末の運動がてら沿線を“一駅以上”テクテクと散策した先の中国ラーメン「揚州商人」に足を運ぶこと早2回...
今や毎週のメルマガ通知も楽しみの一つのお店です。


創業者の祖父の出身地たる中国揚州に因んで「中国ラーメン」を冠した『揚州商人』は関東地方1都3県に35店舗を展開するチェーン店。

本場中国の路地裏を醸し出すような店構えと内装、そして中国料理の味をラーメンに取り入れた「中国ラーメン」は20種類以上を常時ラインナップし、炒飯や点心の定番に加えて杏仁豆腐などデザートメニューも豊富。

自宅から長らく歩いた末の臨戦態勢で挑んだラーメン食べ歩き2回分を紹介がてら蔵出しです

 


【vol.1:2021.5.9】

■夢ごこち杏仁豆腐

まずは喉を潤そうとクーポン提示で杏仁豆腐(100円)を注文したところ本格的な井出達。
毎日一つひとつ手作りしている自慢の商品とあって、プルンと口解け柔らかくスッキリと優しい甘さは正に「夢ごこち」といった味わい。
バナナの旨味を凝縮した濃厚バナナ豆腐と杏仁豆腐をミックスした「夢ごこちバナナ杏仁豆腐(奥)」は、まるでバナナミルクのような口当たりでコチラもオススメ。

こういった茶器も普段使いに集めてみたいですね



■揚州濃厚塩ラーメン

妻が注文したコチラ、シンプルな印象から一口目の爽やかな塩味にはじまり、濃厚な旨味が口一杯に余韻を残すという“アッサリとした塩ラーメン”のイメージを覆すような食べ応え。
突き詰めた結果、コラーゲン豊富なスープに合わせたミンチ状のザーサイ・竹の子・ネギ・椎茸・鶏肉が麺に絡んで一層旨し!でした。

プラス240円で「スープ2倍濃厚増し」のトッピングがありますが、これ以上の濃度はラーメンじゃなくなりそうなスープかと(笑)



■タンタン麺

同じ濃厚でも、自分は“特注のゴマペースト”で胡麻の風味を際出させたというタンタン麺を注文したところ、スープの旨味と一体感のあるコクが後引く美味しさでした。

この揚州商人、特筆すべきは注文したラーメンの麺を柳麺・刀切麺、そして中太オリジナル麺の揚州麺から選べること。

・柳 麺:中国では主流の細麺。伝統の柔らかい低加水麺に手を加えて歯切れのいいコシが特徴。
・刀切麺:生地の塊を刀で削る刀削麺ではなく伸ばして刀で切ることで歯応えを出した中国極太麺。
・揚州麺:モチモチ感とコシの相反する食感をバランスよく仕上げた揚州商人の特製オリジナル麺。

あまり馴染みのない「刀切麺」で食べてみると、しっかりとした歯応えよろしく麺との相性も抜群!
同じスープでも麺を選ぶ楽しさがポイント高いですね。

 


【vol.2:2021.5.15】

■焼餃子

2回目の訪問はアプリ特典のクーポンを使って取り急ぎ「焼餃子」を注文。
昨今は具材の匂い控えめな餃子が多い中、ニラにこだわったという本格餃子です。
卓上の「具入りラー油」や「黒酢」で食べてほしいと店主アドバイスもあって熱々を美味しくいただきました。



■中国チャーシューラーメン(正油)

妻の2回目は定番の中国ラーメンにチャーシューを豪勢に敷き詰めた正油ラーメンを注文。
当主直伝の鶏がらベースは時代に迎合することなく“純中国ラーメン”たる味わいで煮玉子・チャーシュー・メンマ・ほうれん草といった名脇役を美味しさを底上げしています。

特筆すべきは「チャーシュー」でしょうか。
「叉焼(チャーシュー)」とは読んで字の如く焼豚なのに日本のラーメン店の9割は煮豚なんだとか(揚州商人HPより)。
煮豚は肉汁が煮汁に出てしまうことから、揚州商人では“旨味が肉汁に詰まった”焼いたチャーシューを使うことで味わい深いものでした。

 


■スーラータンメン

創業者の御父上が上海に行く度に必ず飲んでいた酸辣湯に「麺を入れたら大ヒット商品になる!」と劇的なヒラメキから生まれた揚州商店の人気No.1のラーメンを2度目の訪問にして注文。

総じて酸辣湯麺と云えば“酸っぱさ”ですが、酸味・旨味・辛味・コクが一体化したスープが何とも云えない秀逸な味わい。
こちらも刀切麺に食したところ、麺の歯応えよろしく溶き玉子・豚肉・椎茸・竹の子・白髪ネギの食感と相まって至福の一杯でした。



■プーアルパンナコッタ

初回訪問時に売り切れてて念願叶ったコチラは“プーアル茶のホロ苦さ”に優しいパンナコッタの甘さを合わせた新感覚デザートでしょうか。
ビターなプーアルシロップが口当たり円やかなパンナコッタの甘味を引き立てて〆にピッタリな味わいでした。


恐らく店内スタッフは日本人なのにメニューに寄せた店主コメントは「他の店とは全然違う」と“前のめり”ながらタドタドしい日本語が印象的笑)

とは云え、何ら大袈裟な自負に非ず!一つひとつの非凡な味わいに舌鼓。
食べ終わって店頭のサンプルを見てはアレも是も食べてみたいと、歩いた御褒美の先にある「食べ歩き」が楽しくなるラーメン店でした。

ゴチソウさんです...

 


【-おまけ-】

今週もいつも通りの昼ゴハン作り。
出社する妻に持たせた弁当はオカズ満載でした。

・白米と雑穀米の合わせ炊き
・ミートボール甘酢餡
・ジャーマンポテト
・ピーマンの煮浸し干しエビ和え
・ヒジキ煮



2人揃ってリモートワークともなれば、最近はワンプレートランチが多くなりましたw

・白米と雑穀米の合わせ炊き
・茄子のキーマカレー
・切干大根の煮物
・ピーマンの煮浸しオカカ和え

「ワンプレート」と聴こえはいいですが、食べ終えた後の洗い物を極力減らしたいのとレンチン効率化のためなんですが(主夫目線:笑)



▲週末に向けて「ふすまパン」も量産体制b

想い起せば、コロナ禍以前は当たり前のように「外食」をするような食生活は毎日が『ハレの日』だったワケですが、今なお蔓延する新型コロナウイルスの影響で外食そのものが難しくなって推奨されるのは自宅での食事。



▲「手捏ねベーグル」は相変わらずプックリした焼き上がりb

外食や宴会パーティーが「ハレの日」を指すならば、「ケの日」は日常生活において最小のコミュニティたる「家族」での食事を意味します。

意味を追求したところで仕方ないですが...
極ありふれた「ケの日」にどういった料理どのように家族と食べることでシアワセな一時を過ごすことができるか?

そんな工夫を心掛けたい今日この頃...
コロナ禍にあって不自由さを感じるものの、少し立ち止まって食事を含めた生き方を見つめ直すのも大事ですね。



▲食パン一枚だって卵とマヨがあればエッグトーストにb

「結婚はいつか...」から「このままずっと一人でいいのか?」と自分に向き合うことから寝食を共にする共同生活を始めたり、家庭をもつ人が周囲で増えたなと感じます。


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