Talor Swiftさんはアメリカの女性歌手(カントリーシンガーとのことだが、youtubeでshake it offという曲を聴いたらポップスだった)。
アップルコンピューターが6月末から有料の音楽配信サービスを始めるのだが、サービス開始から3ヶ月は無料試用期間とし、その間はアーティストにも楽曲使用料を支払わない、という構えを見せていた。
Talor Swiftさんはそれに抗議をして、自分の楽曲を提供しない、と言っていたのだが、アップルコンピューターの上級副社長という男がTwitterで彼女の抗議に対して、試用期間中もアーティストの皆にお金を支払いますよ、と答えたのだ。
彼女の言い分は、実に明快な正論。
http://iphone-mania.jp/news-75613/
http://iphone-mania.jp/news-75514/
巨大なアップルコンピューターに対して、一人の女性シンガーソングライターが敢然と立ち向かって、その正論が通った、という痛快事でした。彼女を男前といわずして何と言おうか。
しかし、Talor Swiftさん以外にアップルコンピューターに抗議を申し入れる人はいなかったのかな。
彼女のコメントでは、周囲にアップルコンピューターの施策に不満を持つ者は何人もいたらしいが、巨大組織に物言うことを気兼ねして黙っていたのだそうだ。
もし彼女が何もいわなければ、また別の誰かがいずれ声を上げたのかもしれないけど。