4/8は、またまた京都の金比羅山の岩場で講習でした。
この講習は単にロッククライミングの講習というのではなく、登山道の中でも岩場メインのコースやバリエーションルートなどにおいて安全に確実な行動を行えるような技術や知識を身に付けていただく内容なのです。従って「登山靴」を履いて「荷物を背負って」登るというのが条件。即ち実際の山行スタイルで登り、下りての訓練を行っていただくのです。
今回は大阪、京都からご参加の3名様。皆さん普段は個人単位で登山を実践されている方々。こういう方々がさらなるレベルアップを図るために技術や知識を身に付けていただくことは本当に最善の方法だと思います。
まずは空身で、岩壁を登ったり下ったり基本動作をミッチリ反復練習。併せてトップロープを行いながら確保技術も練習していただきます。
散々反復練習を行った後の最後の仕上げは、本番を想定した岩稜登り。標高差150mの岩尾根をまずは徒歩と懸垂下降で取り付きまで下降。その後登り返してきました。
夕暮れ間近の最後の岩場を登ってくる皆さん。 この日は朝9時から行動開始し、下山したのが19時前でした。まるで始発から終電の感じですね。
皆さん本当によく頑張っていただきました。 大変お~つかれさまでした~!