本来は西穂高岳ガイドの山頂アタック前夜ということで今頃は西穂山荘で熟睡中 の筈だったのでしょうが悪天候というこで事前中止にしました。このような決断が正しかったのか?果たして妥当な判断だったのか?考えても考えても答えが見出せません。ただ一つ言えることはやはり「安全には代えられない」ということ。そういう意味では間違った判断ではなかったと断言したいと思っています。
まぁとにかく次のこと、前を向くしかないので憂鬱になりがちな週末、なんとか気持ちを切り替えて過ごすしかありません。
さて、こういう時にすることといえば主に登山装備のメンテナンス。特に雪山の場合は使用する装備も非常に多く、更に過酷な環境下で使用することが多いので消耗具合も半端ではありません。車や体と同様に登山装備のメンテナンスも欠かすことのできないとても重要なことなのです。
磨り減って丸くなりまくったアイゼンの爪を研ぎ中。
「よし!一丁やるぞ!」って気持ちにならないとできないなかなか大変な作業です。そして1本1本丁寧に研ぎ進めていき爪がピンピンに尖ってくると無性に嬉しくなってくるのです。堅い氷雪面をガシガシ登る姿がイメージされてくるのです。うーんマニアック!とメンテナンスに夢中になっている間に夜も更けてくるのでした。ワウォーン!
皆さんも装備はしっかりメンテナンスしてあげてくださいネ!