ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

松尾大社 その2 曲水の庭

2015-06-05 20:42:56 | ちょいぶら京都 -洛西-
2015/05/30撮影


昭和50年重森三玲の設計によって作庭。

松尾大社の庭は、重森三玲最後の作となりました。







曲水の庭は、奈良・平安期に造られた曲水式庭園を範をした構成です。







洲浜を伴った曲水の流れ















背後の築山の斜面に連続した石組、それをつなぐサツキの大刈込みを配した構成となっています。
























即興の庭

当初の設計計画になかった空間、即興的に造り上げたので即興の庭というそうです。 

緑泥片岩、白川砂、錆砂利構成の枯山水式庭園。








手前が即興の庭で奥が曲水の庭







上古の庭

松尾大社背後の山中にある盤座(日本庭園の原初形態で、御神体とした石)に因んで、

山下に新たに造られました。植えられているミヤコザサは、人の入れない高山の趣を表しています。






明日は、もう一つの庭 蓬莱の庭をご紹介します。





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