ちょいぶら日記

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京の夏の旅 文化財特別公開 ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵 後編

2016-08-19 22:02:53 | ちょいぶら京都 -洛東-
2016/08/18撮影

和中庵は、近江商人・藤井彦四郎の邸宅として建てられた昭和初期の名建築。

昭和24年に修道女会が譲り受けたのち修道院として改造し

利用された後、平成20年にノートルダム女学院中学高等学校に移管されました。

現在はノートルダム女学院中学高等学校の敷地内に建っていて、

平成27年夏に改修工事を終えたばかりです。








2階から






修道院時代にシャンデリアは、蛍光灯に御座敷の畳は、すべて板張りに

洋館も聖堂として使われていたそうです。

寄木細工の床や天井の装飾が美しいスパニッシュ調のホール、

かつて和中庵にエドヒガン桜の大木があったことから桜ホールとも呼ばれています。








漆喰の天井



































奥座敷(客殿)へつながる渡廊下

渡り廊下は、中央部分が両端よりも高くなった船底天井になっています








青紅葉がとってもきれいでした。

秋も見てみたい



































山裾の傾斜地を活かした広大な庭園の中に建っているので2階といいたい所ですが1階です。








奥座敷(客殿)








シスターたちの住居として使われ板間になっていたそうですが

改修工事で畳の部屋へと戻されたそうです。

多いときには、60名ほどのシスターが生活していたそうですから



































琵琶床

床の脇に琵琶棚(びわだな)がある 床の間のことです。








琵琶床天井はスズメを描いた貼り付け天井









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【京の夏の旅 文化財特別公開 ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵】
期間:平成28年8月1日(月)~8月23日(火)

時間:10:00~16:00(受付終了)

料金:大人 600円/小学生 300円

所在:左京区鹿ヶ谷桜谷町

アクセス:京都駅から市バス5系統「真如堂前」下車徒歩約10分、
     もしくは市バス100系統、市バス32系統「宮ノ前町」下車、徒歩約8分 

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