四諦の初転法輪
四諦 苦諦・集諦・滅諦・道諦
苦集滅道
三界に生ずれば必定して死あり、此の死を以て是れを苦と為す、此の故は是の義を以ての故に是れを名ずけて、苦諦と為す。
三界に住すれば必ず死苦を脱かれず、故は楽を求めんと欲するも畢竟じて苦を集める事を為すのみなれば是れを、集諦と為す。
三界は是れ苦と集との諦(真理)なれば、先ず三界を捨てて出家せば是れ三界を滅すと為す、生ぜざるが故に是れを名ずけて、滅諦と為す。
是の如く三界を捨てて出家して道を求めて止まざれば必ず出道を得て阿羅漢果を得て再び生を受けずと自ら知るをば、道諦と為す。
十二因縁の第二次法輪
無明なれば必定して是れ行を縁たり 行は是れ識を縁たり 識は是れ名色を縁たり 名色は是れ六入を縁たり 六入せば是れ觸を縁たり、
觸を縁たり 觸は是れ受に縁たり 受は是れ愛を縁たり 愛は是れ取を縁たり 取は是れ有を縁たり 有は是れ生を縁たり、
生は是れ老・死、憂悲・苦悩を縁たり一ーーーーーーーー
若し此の老死、憂悲・苦悩を滅せんと欲せば、先ず当に、無明を滅すべし。
無明滅すれば、即ち行滅す、行滅すれば識滅す 識滅すれば名色滅す 名色滅すれば六入を滅須す、六入滅するが故に即ち彼の觸滅す、
觸滅するが故に受滅す、受滅すれば愛滅す 愛滅すれば、取滅す、取滅すれば有滅す、有滅するが故に茲に於いて即ち彼の生滅す、
生滅すれば茲に於いて老・死、憂悲・苦悩は滅すべし。
即ち茲に於いて生死を断じて縁覚果(びゃくしぶつ)辟支佛を証得す。・・・・・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます