(つづき)
福岡市博多区の「呉服町」バス停。
同じ職業を持つ人が集まって住んでいた名残であり、「大工町」「紺屋町」「鍛冶町」などと同じく全国に見られる町名である。
昔はこのあたりを含む「旧博多部」地名ももっと細分化していたようだ。
現在のこの付近の町名は「上呉服町」「中呉服町」「下呉服町」という区分になっているが、「呉服町一丁目」「呉服町二丁目」「呉服町三丁目」とならなかっただけまだマシなのだろうか。
新型バスシェルター(バステラス)には、「県庁 九大病院方面」と書いてある。
バステラスには従来のバス停のような「行先案内」(時刻表や路線図のことではなく、バス停名の下に経由地や行先を列挙したもの)がないため、複数の乗り場があるバス停(基本的に上りと下りの2つで一対なので、「複数の」というよりは「3つ以上の」といったほうがよいだろうか)には、このような「方面」表示は必須と思われるが、3つ以上の乗り場があっても「方面」表示のないバステラスも見受けられる。
ただ、多くの路線が停車するバス停だと、「○○、××方面」と簡潔に表現するのはなかなか難しい。
この「呉服町」でも、「土井」「篠栗」「志免」「宇美」「須恵」などの「方面」は完全に無視されている(一昔前なら「飯塚」が入っていただろうか)。
また、このバス停はひとつ先の「蓮池」と並んで、“末尾に「0」が付く3桁の行先番号のバス”が最も多く停車するバス停(おそらく)でもあるのだが、これら都市高速系統についても「方面」では触れられていない。
まあ、何でもかんでも「方面」に入れだすと、「簡潔さ」がなくなって、逆にわかりにくくなってしまうというのも理解はできるのだけど…。
そういえば、「バステラス」という愛称に決まった新型バスシェルターだが、この愛称募集にも応募していた。
私の考えた愛称(←内緒です(笑))は、個人的にはかなり自信があったのだが、見事採用されなかった…。
(つづく)
福岡市博多区の「呉服町」バス停。
同じ職業を持つ人が集まって住んでいた名残であり、「大工町」「紺屋町」「鍛冶町」などと同じく全国に見られる町名である。
昔はこのあたりを含む「旧博多部」地名ももっと細分化していたようだ。
現在のこの付近の町名は「上呉服町」「中呉服町」「下呉服町」という区分になっているが、「呉服町一丁目」「呉服町二丁目」「呉服町三丁目」とならなかっただけまだマシなのだろうか。
新型バスシェルター(バステラス)には、「県庁 九大病院方面」と書いてある。
バステラスには従来のバス停のような「行先案内」(時刻表や路線図のことではなく、バス停名の下に経由地や行先を列挙したもの)がないため、複数の乗り場があるバス停(基本的に上りと下りの2つで一対なので、「複数の」というよりは「3つ以上の」といったほうがよいだろうか)には、このような「方面」表示は必須と思われるが、3つ以上の乗り場があっても「方面」表示のないバステラスも見受けられる。
ただ、多くの路線が停車するバス停だと、「○○、××方面」と簡潔に表現するのはなかなか難しい。
この「呉服町」でも、「土井」「篠栗」「志免」「宇美」「須恵」などの「方面」は完全に無視されている(一昔前なら「飯塚」が入っていただろうか)。
また、このバス停はひとつ先の「蓮池」と並んで、“末尾に「0」が付く3桁の行先番号のバス”が最も多く停車するバス停(おそらく)でもあるのだが、これら都市高速系統についても「方面」では触れられていない。
まあ、何でもかんでも「方面」に入れだすと、「簡潔さ」がなくなって、逆にわかりにくくなってしまうというのも理解はできるのだけど…。
そういえば、「バステラス」という愛称に決まった新型バスシェルターだが、この愛称募集にも応募していた。
私の考えた愛称(←内緒です(笑))は、個人的にはかなり自信があったのだが、見事採用されなかった…。
(つづく)