空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

物を生かせ~御香宮神社にて~

2016-06-04 02:20:48 | 神のおぼしめし
こんばんは、空海法師です。
ご無沙汰です。
最近色々ありまして、更新が滞りました(-_-;)

新コーナー「神のおぼしめし」
私が引いたおみくじに書かれている素敵だと思った内容や、
おみくじが当たっている!と感じたときに、その内容を紹介します。

おみくじは、単純に「吉」とか「凶」ではなくて、
考えさせられるメッセージが書かれているものもあります。

また、「こんなタイムリーに私に答えるようなメッセージをくれるのですか!?」と思うことも。

さてさて、第一回目は、先日、京都の御香宮神社で引いたおみくじ。

物を生かせ
一粒の米、一滴の水、一紙半銭といへども、これ悉く神物である。
これを生かして使ってこそ、人も喜び、物も喜ぶ。
一枚のはがきでも、病床にある友に、真心を運ぶ役目をすれば、どんなに彼を喜ばすか知れない。
「一枚のはがきくらい」と思って、平気で書きつぶしてしまへば、そのはがきの生命は永久に生き返らない。
人を殺すばかりが罪ではない。
物を殺す罪は、法律には違反しなくても、神罰に当たる。
神物を殺して屁とも思わぬ者は、やがては、神に見捨てられる。
物を生かして使ふところに道がある。



今の世の中は、物が溢れていますね。
代わりの品が手に入りやすいので、1つの物をどれだけ大切にできていることか。。。
考えさせられる内容でした。

神社にお参りに行くときは、「感謝」を伝えるようにします。
では、何に感謝するか?
それは、自分にとっての恵み、そのすべてに対してですね。
という理解はあるんですよ。

でも、その恵みというのは、
食物という自然の恵みもあれば、道具などの加工品もある。
そして、加工品の原材料も、何かしらの自然の恩恵を受けて造られている。

自然の恵みは、想像がつきやすいが、
加工物については、ついつい忘れがちになる。
「神社で感謝を伝える」、その本当の意味を理解していないというか、
自分の中に身についていないというか、感謝がまだまだ足りないのかも?
ま、私もまだまだ未熟なんですね。(^_^;)

確かに、大切にしているものは長く使える。
で、雑に扱うものは、早く壊れる。
という経験は、皆さんもありませんか?
物にも宿る魂というか、何かあるのでしょうね。きっと。

物を大切に。
その恵みに感謝しつつ、私の手元にやってきた物を大切に生かしたいと思いました。(^^)



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