空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

【質問】手水舎って、何て読むの?

2014-01-03 07:30:32 | 神社用語とよく聞かれる質問
【質問】手水舎って、何て読むの?

手水舎の読みは、
ちょうずや
です。

てみずしゃともいうらしいが、
私はちょうずや派。

神社の鳥居をくぐってすぐに、柄杓で手を洗う場所ありますね?
あそこのことです。


手水舎でも作法があります。

まず、柄杓いっぱいに水を汲みます。
そして、最初に左手にその水をかけて左手を清め、
柄杓を左手に持ち替えて、今度は右手にも水をかけて清めます。
また右手に持ち替えて、次は左手の平に水を貯めるようにします。
左手に貯めた水で、口をすすぎます。

…とここまでを最初に柄杓に汲んだ一杯の水で行ないます。
ま、水汲みが少なかったら、二杯以上でもいいでしょう…と個人的には思います。

あと口をすすぐと書きましたが、
中には抵抗を感じる人や、抵抗がある場合もあるでしょう。
また綺麗な水だからといって、うがいするようにブクブクするのもNG。
私は、左手に貯めた水で唇を濡らす程度としています。
もちろん、綺麗で飲める水だと書いてあれば、少し口に含みますが、その際も少し上品に吐き出すことを心がけています。

なんのためにやるか?
神社参拝は、簡単にいうと神様に会いに行くわけですよ。
そのためには浄められた身体でないと。
これは禊(みそぎ)の一種で、浄めの儀式なんですね。
手水舎での作法は、古事記や日本書紀といった日本神話に出てくる伊弉諾尊の禊(みそぎ)のシーンで行われたことを簡略化したものが、現在の作法ということらしいです。

神話を身近に感じる瞬間の一つですね( ´ ▽ ` )ノ

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