サンツアーサイクロンGT OH

好きなパーツの1番に上げられるかもしれない　サイクロン

好きなのは初代モデル　その後のMK-2 や7000はシュパーブプロの発表後となり差をつける必要があったのかイマイチさえないモデルになってしまった


初代が発売された時は無駄が無く軽いGTで１88g　ショートで175g　

ワイヤーの処理も美しくボディの凄く綺麗なラインに凄くひきつけられた

機構もその当時特許も取ってたスラントパンタ　RDの動きがフリーに沿ってスライドするというもの　どの位置でもフリーとプーリーの隙間が変わらないもの　スムーズでレバーストロークにもどの位置でも変化なく使いやすかった

カンパもシマノもトップでは開いてローでは近づく普通の横スライドでしたからねえ　シングルテンションスプリングで若干スラントパンダを生かしきれないところもありましたが・・・





それでも　これまでのVラックスみたいなゴツゴツ感は微塵もない　本気のサンツアーに魅せられた

なかなか高級な部品だったからその時代は憧れだけで終わってた　時間が経って昔憧れだったお気に入りを創ってみることにして部品を集めだした



今回サイクロンGTのオーバーホールをしてみる

GTはリターンスプリングと一体になってるプーリー　専用工具が必要になるが持ってない　仕方ないので8ミリレンチを削って工具を作る所から始めないと　といっても先を薄く削るだけでいいので　ハンドグラインダーがあれば簡単に出来る





プーリーもばらして状態を見る　少々減ってるがまだ大丈夫かな　とりあえず持ってたプーリーのなかからヘリの少ないものに交換　もう純正もなかなか無いだろうし　見つければ買っとかないといけませんね


掃除してグリスアップ　動きもスムーズになりました



ん～　やっぱ一目惚れしたモデル　綺麗なデザインだ




全部で3つ持ってるが3つともビボットボルトが違う　



サイクロンは細かいマイナーチェンジが多いからこれもその一つかな

ブラック塗装されたものや　全てシルバーのもの　画像のようなバックをブラックにして文字浮き上がらせたもの　

FDになるとアウター受けの無いものも出てた　ウチにあるのはアウター受けつきばかり　無いのがオークションなどで出れば欲しいかも　たぶん当時前田工業アウター受け付きのものを削っただけだとは思うけど

まそのうち前田出身の方に聞いてみることにしましょう



さてこれを北海道走ったランドナーに組むつもりでいます　現在は初代XTR　品番はRD-900だったかな　FDは74デュラ　WレバーはR-600 とバラバラ　これをサイクロンに総とっかえです

クランクもTAからプロダイルネパターンに変更する予定です

昔の憧れの　めーどいんじゃぱん　で固めようかと・・・

ケルビムランドナーも学生の頃創りましたが　このモデルはフランスかぶれで固めました　またそのうちお披露目します



余った部品はまた何か作りますか　とりあえず部品取りスペアってことにしておきます

部品は使ってナンボって思ってるのでドンドン組んで走ります　台数が多いと消耗具合もおのおの少ないでしょうし・・・



日本の自転車文化はヨーロッパに負けないくらい深いと思っています　　今の部品はサイコーだけどそれ以外の味わいの部分で凄い部品が沢山ある　入手できれば形にしていきたいですね