マカロニペンギンの健忘録

特にテーマを決めているわけじゃないが、私が気になったことを書いていく予定です。

『エレキジャック・フォーラム in Akihabara 2012』に行ってきた。

2012年04月15日 | Weblog
雨が降る中、秋葉原で行われていたエレキジャックフォーラム2012に行ってきた。
すでに何回か行われているらしいが、私は今回はじめて見に行くことができた。

ほとんどが電子工作に関わりがある企業の展示でした。
そこが残念でしたね。
それに少し一般の方の展示もありましたが、Make:Tokyo Meetingと共通するのはアピールがイマイチということでしょうか。当然、見学者の方にも問題があるのかもしれませんが、なにを見せたいのかがわからない。
アメリカのMakeに行ってみたいなぁ。
英語は全然ダメだけど、それでも行ってみたいという衝動がある。



しかし、この国の電子工作って趣味は絶望的なのだろうか。

このモノがあふれている時代にお店で売っている出来上がったモノを買ったほうが安いし、難しいことを考えたり、手間かけて作ったり、失敗して泣くこともない。
それでもお金をかけて、分けわからない電子部品の使い方勉強して、電子回路を考えて、ハンダゴテを使って手間かけて作って、失敗して泣いて、また挑戦するというようなめんどくさいことをいまの人はきっとしないだろう。

一時は息子にこんな趣味を持って欲しいと思ったことはあったが、今は自分の子供たちに勧めるのは諦めた。私が生きている間、秋葉原の電子部品屋が残っていてくれればいいと思うだけである。

「ものづくりの国、日本」なんて過去の話だ。買ってきた手に持っている電気製品の中をブラックボックスのままで良いと思っているだろうから…。資源のないこの国はこれから大変だろうなぁ。

最近ワンピースを読んでいるのだが、電子工作って冒険に似ていると思う。
目的に向かって一直線に行くことはない。
あっちに行ったり、がんばったり、失敗して泣いたり、ゴールにたどり着けるか不安とたたかってそれでも諦めなければゴールに着く。
この日本にそんな冒険者が少なくなったのだろう。

ちなみに写真は秋葉原のじゃんがらラーメンの角肉、味玉です。久々に行ったけどうまかった。