昨日のライブレポも書きたいけれど、先に今日行ってきた「アラカルト」のレポを書くことにします。
12月には恒例の観劇が2本あります。その1本がこのアラカルト。今年で19年目を迎えます。私は3年連続の観劇、16年間もこんなに楽しい舞台を観なかったのかと、思うと悔しさが募るほど、楽しい舞台です。
出演は白井晃さん・高泉淳子さん・陰山泰さん・ゲストで筒井道隆さん。音楽がバイオリンの中西俊博さん他です。
とあるレストラン「アラカルト」に来るお客さんの話。お客さんのほとんどを、白井さんと高泉さんで演じます。
まずは、必ず結婚記念日を祝う高橋夫妻。夫が高泉さんで、妻ののりこさんが白井さん。だから、妻の方が、ぐ~~~んと大きいの。この夫の高橋がなんともかわいいのです。
今年は地球温暖化問題やエコについて、相撲の話題も入れてました。この高橋夫妻も今年で結婚5周年なんですよ。
次は、高泉さんとゲストの筒井さん。幼なじみで高泉さんが、10才年上と言う設定。気心しれた仲の二人、筒井さんがたかちゃんで、高泉さんがじゃみちゃん。たかちゃんがじゃみちゃんにプロポーズするんだよね。さりげなく・・・・悪い気はしないのだけど、年上じゃみちゃん、照れもあるのか、真面目に受け止めない。でも、嬉しい・・・この微妙な感じ、うまく出てたな~~~いい方向に行くだろうと予感をさせて、終わるの。
次は毎年やってくるマダム(高泉さん)。今年は紫の着物姿で、とっても素敵でした。このマダムのコーナーは筒井さんとのトーク。ちょっと素に戻りつつ、おしゃべりに花が咲くのです。
子供の計らいで、元夫婦が食事を久しぶりにするという場面もあります。もちろん、夫婦は白井さんと高泉さん。
そしてラストのお客様は、老夫婦。やはり白井さんと高泉さん。この時は、高泉さんは全くセリフなしでの演技です。
白井さんと陰山さんはレストランのオーナーになったり、従業員になったり、大忙しです。
高泉さんは、マダムから老婆までたくさんの役をこなします。衣装ももちろん変えてますが、全く別人に見える演技、すごいですよ~~~。
レストランですから、ショータイムもあるわけで、これも毎年恒例。白井さんは女装でシャンソンを歌います。
中西さん達の音楽も、芝居とうまくからみあってとってもいいムード。
本当のお酒はもちろん、料理・デザートも出てくるので、すっごく食べたくなります。
この舞台、青山円形劇場で行うせいか、あまり知られていなくて・・・・知る人は知っているけど。だって、チケット取るの大変なんですよ。満席、完売だし・・・。
是非、お勧めの舞台です。カップルで行くと、より楽しいかもしれません。
画像は高泉さんが本を出しました。その表紙です。なんと500ページもある、厚い本です!