ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

狭き門より入れ

2009-08-20 23:40:42 | 観劇

パルコ劇場に行ってきました。

出演は、佐々木蔵之介さん・市川亀治郎さん・中尾明慶さん・有川マコトさん・手塚とおるさん・浅野和之さんです。

硬い芝居だったらどうしよう~~~なんて事を、ちょっと思いながら足を運びましたが、始まってすぐに大笑い、その後も何度となくケラケラと笑ってしまった舞台でした。

何が可笑しいって・・・・・、役者さんのセリフのやりとり、間合いが楽しくて面白くて、すぐに舞台にのめりこんでしまいました。

世界の更新が目の前に迫っているとしたら・・・・・あなたはどうしますか?

今の時勢に合っていて、ちょっと怖くもなりました。新型ウイルスが流行するんです。インフルエンザではないですけど、眠り病でとにかく眠り続ける。何故こんなに流行するのか・・・わからないって具合です。

設定はコンビニ店内です。その中で色々な事が起こります。ひょんな事から、世界が更新される事をしってしまうんですね。現代から、別な世界に移るんです。この現代はあと3年で消滅してしまう。ならば、更新されて新世界にはどうやったらいけるの?これ、取捨選択されるんです。誰が選ばれて、誰が残るのか・・・・家族は一緒に行けるのか・・・・・新世界に行った人は、現代に残った人を覚えていない・・・・。たとえ、それが家族だったとしてもです。

簡単に言えば、SF劇ですね。

前半は笑いの連続でしたが、後半はいろいろ考えるセリフもありました。

『結果だけを考えて、行動する事で得られる報酬だけを考えて仕事をするのでなく、シンプルにその仕事が好きだから行動するんだ。それが本来の姿なのではないか』・・・・・みたいなセリフを蔵之介さんが言います。ん~~~~~基本かもしれない。

同じく蔵之介さんのセリフ、『明日、世界が消滅すると思って毎日を生きる』と言えば、浅野さんが『苦しくなるぞっ』って・・・・・確かにそうなんだけど、今このときを大切にする気持ちは大切だよね。

こうやって書くと、なにやら難しいの?と思われそうですが、休憩なしの2時間の芝居、とっても面白かったですよ。よく笑いました。これも行って正解の舞台。もし、再演があったらまた足を運びたいと思っています。

男性6人、個性がはっきり出ていたのも面白さ倍増だったと思います。6人皆さん、とってもいいんです。特に手塚とおるさんの存在が、とっても気になっちゃいました。

3列前に羽場裕一さん・高畑淳子さんがいらしていました。まだ他にもいらしたようですが、わからなかったです。

コメント (8)
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