三上延さんの「同潤会代官山アパートメント」です。
三上さんの本はビブリアシリーズしか読んでなかったのですが、こんな世界観も持っている人なんだ~~と気に入りました。
物語は1927年から始まります。
アパートに暮らすいろいろな人達の話かと思ったら、一組の夫婦から始まるその家族の話だった。
コンクリートの無機質な建物が命を吹き込まれたような気がしました。
アパートメント自体は何も変わらずそこに建っているだけなんですけどね。
始まりの一組の夫婦が曾祖父さん、曾祖母さんになるまで話が続きます。
切なくてあたたかくて、いい話だったなぁ。
生きていくって素晴らしい、大変なこともあるけど素晴らしい。大切に生きていこうと思わせてくれた本でした。
三上さんの本はビブリアシリーズしか読んでなかったのですが、こんな世界観も持っている人なんだ~~と気に入りました。
物語は1927年から始まります。
アパートに暮らすいろいろな人達の話かと思ったら、一組の夫婦から始まるその家族の話だった。
コンクリートの無機質な建物が命を吹き込まれたような気がしました。
アパートメント自体は何も変わらずそこに建っているだけなんですけどね。
始まりの一組の夫婦が曾祖父さん、曾祖母さんになるまで話が続きます。
切なくてあたたかくて、いい話だったなぁ。
生きていくって素晴らしい、大変なこともあるけど素晴らしい。大切に生きていこうと思わせてくれた本でした。