今年1冊目は、浅田次郎さんの『ま、いっか。』です。
エッセイです。いろいろな話が書かれていて、興味深いです。
ふぅ~ん。そんな考え方もあるのか・・・・と、新たな気づきもあります。
例えば、物があふれている事が便利なのか・・・・結局、物に使われて自由がなくなっているのではないか・・・・・
確かに、パソコンにしろ、携帯電話にしろ、便利に使っているようで、使われているのかもしれない。そう考えてみると、自由ではないのかもしれない。しばられているよね。
自分では考えつかないことに気づかせてくれる内容でした。
浅田さんが考えていることを、とても分かりやすく表現している。作家だから・・・・と言われれば、それまでだけど、文章が美しいなぁ~と思った。
表現力の豊かさ、言葉が豊富?誰が読んでも、その人の考え方がわかる文章は、とってもうらやましい。浅田さん本人は、とにかく本が大好きで、若い頃から、もちろん現在でも1日1冊の本を読むのだそうです。そして、売れっ子作家さんだから、執筆活動もする。加えて、仕事は日中おこない、早寝早起き。
自分の立ち位置。自分がどうあるべきかが、とてもわかっている人のように感じる。地に足がしっかりついている・・・・信念があり、ぶれない。とっても素敵。