宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

霊能霊覚を持つ者の孤独(3)

2023-01-15 08:58:31 | 祈り
   (前日からの続き)
霊能霊覚を持つ者の孤独は、他人
よりもはやく真理をしらされること
であり、そういった事実、状況を、
他人が、徹底的に理解しないという
ところに生まれるのです。

おなじ肉体身でありながら、そして、
おなじ言葉を交わしながら、霊能を
得た人は、神の言葉を預かる預言者
としての役割を、肉の身と同時に
与えられていて、そのことが、その人の
人生を狂わせもし、またかなしみを
味わうことにもなってゆくのです。
これは、本当に不自由な、理不尽
きわまりないことです。
しかも、心ある宗教者は、これを耐え、
これをよしとしなければなりません。
なぜなら、それが、神のみ旨であり、
おおみこころを、地上にあらわすため
だからです。

私は、さっきから霊能霊覚といって
いますが、もとよりこれは、あなたの
霊能霊覚を指すのです。
そして、こうしたすぐれた霊能霊覚は、
何よりも、神様に素直な霊覚ということ
なのです。
宇宙万法の源である神の愛、千古よりの
真理につながる霊覚は、神に素直という、
ただこの一点からのみ与えられるもの
であります。
千の知識も、万の富も、それだけでは、
永遠のいのちの流れ、真実の人間の姿に
つながるものではありません。
たとえ、これらのものをすべて失っても
神につながるまっすぐな道は、素直に
神をしたう心、神を求め、そのみこころが、
完全に地上にあらわれることを祈り求める
心なのです。

神に素直ということは、ただやさしさ
ばかりでは成り立ちません。
やさしさの中に、本当の強さが培われ
なければ、その素直さは、みがかれず、
また、永続しないのです。
神に素直ということをつらぬこうと
するのは、この世的には、だから大変
至難なことなのであります。
    (つづく)



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