こもえすたせにょーる&せにょりータ!!!
酔いしれてみたいのよ浅草の夜・・・
税金誤魔化して国税庁から追徴金2億円請求され、
ヤケクソでお気に入り錦糸町キャバ嬢連れて国外逃亡図る業平のおもちゃ問屋社長(58歳)、
真っ赤なフェラーリで湾岸線爆走!!150キロオーバー!で
税金&スピード違反ダブル逮捕!
今日も浅草的ラテンチューンでミヤモトノブコにお送りしまっす☆
さて・・・
前回予告させていただいた「ストリップ劇場」観賞リポート。
まずは背景から。
高校を卒業して、横浜鶴見の港湾土木会社に丁稚奉公していた話は以前書いた。
当時、3か月4か月の長期地方出張は当たり前だったので、
金なし、オンナなし、遊ぶ時間なしの18歳、
出張と出張の谷間のほんの1週間くらい、
倉庫片付けをしながら事務所で寝泊まりするのがちょっとしたオアシスだった。
社長に「倉庫片付けてくる」と嘘ついて、
3000円握りしめて向かうのが「ストリップ」であった。
約35年前、当時鶴見駅東口側には2件、ストリップ劇場があった。
開演1時間前、開場と同時に入ると1000円安い。
勿論かぶりつきの最前列ゲット!
汲み取りおトイレの臭気漂う劇場内でコンビニ弁当を食べながら開演を待つオレ。
周りには常連のじいさんたちが充血した目で「今日は負けんぞ」とにらみをきかせている。
勝負は演目3番目のシルエットショーである。
これは、ジャンケンの勝者がステージ上のカーテン裏で踊り子さんといいことができるショーで、
敗者はその陰越しにプレイをひたすら野次る、という、アバンギャルドなショーである。
この舞台でジャンケンに勝ち、野次の嵐の中、正々堂々とプレイする経験が、今のオレを培った(笑)
その他スタンダードな妖艶レビューから、
はたまた白黒ショー、生板ショー、舞踏っぽい金粉ショー、
ヤミ鍋のごとき怪しい魅力に満ちていた。
おねえさんたちの踊りもほんと好きだった。
どうせ脱ぐのだからと、適当なダンスなどひとつもない。みなさん美しかった。
美学を感じた。プライドを感じた。
そんな、憧れに似た過去の記憶が、
見えなくなって15年、俺を「池袋 ミカド」へ走らせたのである。
http://www.mikadogekijyo.com/
どうやらストリップは、長い月日を経て、別のものになってしまったようだ・・・。
昔と全く違う。
まずびっくりしたのは、女子のお客さんが結構居たことだ。
多いときで2割強、居るらしい。
ワイセツ感、みたいなものを一切感じない。
明るく、健康的だ。
タンバリンおじさんみたいな人たちが沢山居るのも昔と違う。
どう説明するレばわかりやすいかなあ。。。
そう、アキバのAKB!がかなり近いと思う。
毎日生で見れるアイドル、裸のアイドル。
ステージよりもステージ後の撮影会の方が時間が長い・・・
みな自分の好きな踊り子さんとコミュニケーションを直にとれるのが嬉しそうだ。
差し入れしたり、花束渡したり。
目が見えないし、音声ガイドも当然ながらないので雰囲気しかわからない。
昔のような楽しみ方は全くできない。
しかし、舞台に立つ側も、観る側も、独特な熱がある、のは変わっていないかな。
もうちょっと今のストリップがわかるまで、暇を観て覗いてみようっと。
ひとりで行く勇気のない人は、お声がけください!!
キャネコサトシ
ライバルは常連のじいさん連中である。