ヘトヘトな毎日ですが、前向きにこの一枚。ドナ・マギーがヴォーカル参加で知られるニューヨークのバンド、バンブル・ビー・は、浮遊感ある虫声ヴォーカルがフロア・ライクなサウンドとマッチした正にクラシックでしょう。ガラージをはじめとしたニューヨーク・ディスコ全盛時代から現在までダンスミュージックラバーを魅了しているグループ/バンドです。代表曲といえば「ラブ・バッグ」、というか何曲もリリースしてませんね。スタジオミュージシャンのプロジェクト的ではありますが、プロモーションの写真はなかなかいい案配です。ネットに転がってるので見てね。ではこの曲ですが、ファンク・フォー・デイズのタイトル通り、ファンクしてます。そしてディスコしてます。ざっくり言えば、ブラック・パワー/ブラック・イズ・ビューティフル以降に勃興したファンクが、新しいユース・カルチャー/メディアとしてディスコが成立する70年代半ばにディスコフロアになだれ込んでいき、ファンクはダンサー・ユーズに変容していく。まぁ雑な説明ですが、そのファンクとディスコの親和性を象徴するような楽曲です。そして時代を経た今のディスコを代表する曲です。そして、7インチ・オンリーでもあります。