Soul 虎の穴

kokomo

1975年のココモのセカンド・アルバムからのシングル。クラシックが続きます?ロフト/ガラージ・クラシックといわれる曲ですね。ニューヨーク系有名DJは昔からプレイし続けてるそうです。実は私そのあたりは全く疎くて、というかあまり興味なくて、その辺りが好きな人はごめんなさい。妙な先入観がありまして、ダンクラというとちょっと非ソウル的な意味で使ってたり、音楽はまだしも白人DJとかもうなんていうか、ヨーロッパ系はまだしもアメリカンだと…まあソウル業界的には「白い」は差別語みたいなもんで、「白い」=ゴミ、カス、ノット・クールetcな使われ方でして、それこそ白い目で見ちゃうんですね。あと「ロック」なんかも同様にソウル業界的には卑下する言葉ですね。この曲ロックっぽいなと言われたら、それは聞くに値しないものと言われていることを意味します。で、このココモ、シカゴのラハーンがリエディットしたりまたサダーやらロン・ハーディ系DJがプレイしていることから分かるとおり、黒人にも愛されとります。私もそれを知って好きになったのでありますが。正直それを知るまでは聞きもしませんでした。そりゃもうココモってイギリス人の白人バンドだからですね。ただ、調べたらこのバンド、アレサ・フランクリンの曲名からバンド名を付けたそうで、全くロック的ではありませんでした。70年代といえばオハイオ出身のワイルド・チェリーが「おらたち白人だってファンキーにやれるだ!聞いてけろ。」と、歌ってヒットさせてます。マッスルショールズのフェイムだってシロンボだらけ。そうなんです、白人だからとバカにしてはいけません、ファンキーな曲もあります。ココモなんて、ファンキーな白人バンドの代表格でしょう。そしてこの曲、制作にブラッド・シャピロ、あのベニー・ラティモアやべティ・ライト等に携わったプロデューサーが加わり、フロアーにも対応できるファンキーなサウンドとなってます。LPと同バージョンながら12インチもこの時代に作られてますから、いかにディスコへの波及があったかをうかがい知れますね。画像は7インチ。短くエディットされ、LPと12とは違うバージョンが楽しめます。
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