このシングルをリリースしたディーラーズはメンフィス出身のスタンリー・ジョンソンを中心にした兄弟姉妹ファミリー・グループ。1985年にマイケル・ゼガーのプロデュースだったっけかのアルバムが知られてたりするかも。バラードに好曲があったり。で、グループ最初のレコードがこれになります。時系列をざっくり書くと、1977年にこの取り上げた7インチ、1978年にMuscle Shoals Sound Recordsから7インチ、1985に唯一のアルバム、というグループです。77年のこのシングルのこの曲は、再録しカップリング曲を変えて翌年 Muscle Shoals Sound Recordsよりリリースされます。77年のこの盤の裏面はミニー・リパートンのラヴィン・ユーのカバーで、グループ・ソウル仕立て。スウィート・ソウル・ファンにはよく知られたレコードでもあります。そして画像面の曲はタイトルをちょろっと変えての再録がされてて、因みにそちらはレーベル名通りのマッスル・ショールズ録音です。1985年のアルバムもマッスル・ショールズ録音。ですがマッスル・ショールズだからというところは何もなかったり、いや空気感は良い感じかな、と適当なことを言ってみました。それでこの曲は、ファンク・ジャムとか外人が言ったりするようなサウンドです。分かりにくい?70年代前半的なファンク・サウンドを引き摺りつつミディアムグルーヴでぐいぐいくるナンバーです。とかいっても分かりにくいかな。最近けっこう好きなタイプです。ちなみに Muscle Shoals Sound Recordsの7インチは最近100円で売ってましたね。不人気です。
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