タル・アームストロングと言えば、グループ所属時代、ソロでのアルバムとそこからのシングルなど、ソウル・コレクターやUKを中心としたソウルDJには非常に人気のあるシンガーだ。このシングルも人気の一枚として知る人ぞ知る存在と思うがどうだろう。紹介の面の曲より裏の My Lady Friend が、コレクターは取り上げていたりするし、たしかにそちらもローカル臭溢れるミッドテンポものとしてなかなかの曲である。しかしやはりこちらの曲を推したい。70sソウルとしても重要な一曲とまでいいたいほど。当時の主流のサウンドを消化した上でのアレンジか、ドラムとギターのオーバーダブと初期シンセで作られるシンプルであるが奥行きあるサウンドに、ユニゾンのヴォーカルの単調なフレーズの中、時おりハッとするようなヴォーカルが被っていく。南部出身のシンガーとは思えないほど、ブルースマナーと言うかサザンソウル的パターンとは枠外の曲作りに驚嘆する。いや単に、この曲のドラムパターンだけでも耳を奪われたりしてしまうが。
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