のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2022.01.15のお稽古

2022-01-18 13:29:00 | 茶道
 明けましておめでとうございます。
本年の初稽古は、22日(土)の茶事に備えて立礼での点前を稽古します。
小正月ですので、お汁粉を用意しました。

待合の短冊は、文浄老師の「千年翠」に若松の絵です。

床 「歩々是道場」 鵬雲斎玄室大宗匠 筆
(ほほこれどうじょう)閑静な僧堂で座禅をしているときだけでなく、一挙手一投足・行住坐臥の日常すべてが修行である。
という意味です。
毎年、正月にかけさせてもらいます。
勉強のチャンスは常にある、と解釈しています。

花 月光椿・蝋梅
花入 竹一重切 裏に細合喝堂老師の直書で「福寿」と花押があります。

点茶板に唐銅の鬼面風炉と釜・金襴手の皆具・差し通しの柄杓・鵬雲斎好みの桐実頭の飾り火箸を用意します。
師が点てる濃茶を弟子がいただきます。(各服点)

大き目の切り餅が入ったお汁粉は、昼食代わりになります。自家製の白菜と切干大根・刻み昆布の一夜漬けを添えて。
主菓子 金団(白梅)
干菓子 煎餅(茶禅)・落雁(笑顔)
その後、濃茶点前・薄茶点前を稽古します。
立礼は「楽で良い~」が全員の感想でした。(笑)

オミクロン株によるコロナの急激な感染拡大には脅威を感じますが、対策を万全にして茶事に臨みたいと思います。


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