今日は炉開きです。
例年の通り、粟善哉を用意しました。
柿と栗、漬物を添えて初炭の後にいただきます。
「これが出てくると、ああ~一年が過ぎたんだな~と思います。」
との事です。
炉に変わって初めての稽古ですので、濃茶・薄茶共に運びの平点前をいたします。
待合の短冊 「開門落葉多」(門を開けば落葉多し)
床 「関 南北東西活路通」(かん なんぼくとうざい かつろに つうず)
大徳寺 福代洋道筆
花 ツワブキ・山法師の照葉
花入 萩焼掛花入れ(陶兵衛作)
初炭手前
釜 万代屋釜(もずやがま)
炭斗 瓢(ふくべ)
羽根 シマフクロウ
香合 織部焼ハジキ香合
濃茶点前
水指 瀬戸の一重口
茶入 備前(伊部)緋襷
茶杓 玄々斎(写し) 銘 錦秋
仕覆 苺裂
主菓子 栗金団(中津川すえ製)
干菓子 長生殿(森八製)
通い始めて一年のYさん、濃茶点前に入ります。
割稽古から始めました。
炉に変わったばかりは、ベテランでもサラサラとはいかないものです。
炉中で赤々としている炭に癒されます。
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