銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

弁天湯(横浜・伊勢佐木長者町)

2022-01-04 05:25:00 | 銭湯
#弁天湯






横浜市営地下鉄
#伊勢佐木長者町駅

▲横浜市営地下鉄の伊勢佐木長者町駅


▲場所はこんな感じ。関内のお隣だ






▲エスカレーターであがって


▲改札口


▲そこを抜けると地図がある


▲弁天湯は駅からすぐ近くにある


▲左上の6Bから出る


▲改札口をでると左に曲がって


▲アマビエが飾ってあった


▲大きな階段がみえるが、その右に進む




▲案内通りのぼっていく








▲6Bから出たところ


▲そのまま真っ直ぐ進めば




▲出口から1分で到着




▲訪れたこの日は10日だったのだが、ウッカリ五十日(ごとうび)が休みなのを失念して来てしまった


▲ということで、後日来たところ




▲古い銭湯らしく入り口には堂々と灰皿がおいてある


▲ここの自慢は、アワ風呂






▲到着


受付は番台形式なので、入り口から男女に分かれている。
左が女湯で、右が男湯だ。
扉はてっきり自動扉かと思ったら手動だった。この手動が問題で、ちゃんと閉めない人がいると(実際にちゃんと閉めない人がいた)、道路から中が丸見えになってしまう。
扉を開けて中に入ると、左に番台があって、座るのは50代半ばぐらいの女性。
顔をみると笑っていたが、どうやらテレビをみている様子だった。
「こんにちは。貸しタオルありますか?」とたずねると、だまって後ろのタオルを出してくれた。お金を渡すとだまったままお釣りを返してくれた。常連客の対応もまったく同じだった。
タオルの返却方法はなにも伝えられなかったが、入り口横にバケツがあったので、そこに返した。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
▲以前来たときはこの女性だった


脱衣場を見渡すと基本的にほかの古い銭湯と同じ作りだ。
間仕切りに大きな鏡があり、真ん中には対面で2つの長いすが並ぶ。写真だと椅子とテーブルしか見えないが、訪れたときは椅子の前に衝立があった。やはり通りから中が見えてしまうからだろう。
右をみると、体重計や奥側にはぶら下がり棒とアンティークなマッサージチェア。右壁のところにトイレがある。
トイレは和式で、用を済ませて出てくると、ロッカーの角で高齢者が床を見ながら「しょんべん漏らしてるぞ!」と突然怒りはじめていた。よく分からないけど自分は関係ないからスルーした。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用


浴室の扉は、左右別々に独立した形になっている。そこを抜けると、よくあるレイアウトの浴室。
真ん中に島カランがあり、左右の壁にもカランが並ぶ。
手前右側に一つだけ立ちシャワーがあった。カランにしても立ちシャワーにしても勢いがあり、とくに立ちシャワーは新しい銭湯より使いやすいかもしれない。


湯船は奥にあって、2つにわかれている。
左の広いほうが主浴槽で、こちらはラドンイオン温泉と命名されており、天然鉱石が入ってるらしい。そこからミネラルが溶け込んでくるのだとか。しかし、なんの鉱石か、どんな成分がでてくるのかは説明がなかった。
その主浴槽の右側には座湯が2つ並び、その座湯のジェットバスから尋常じゃない白濁の泡が吹き出ている。一見すると洗剤のような泡立ちであるが、浴槽の左端まで流れると綺麗に消えるから、これが洗剤でないのは明らかだ。
いまだとシルク風呂と呼ばれる設備の先駆的な設備だったのかもしれない。当時としてはかなり画期的なものだろう。今見てもすごい泡立ちで驚く。
主浴槽の温度はかなり熱くて、46、47℃ぐらい。最初はあちぃ!と心の中で毒づきながら耐えて入っていたが、しばらくすると慣れてしまった。とはいえ肌がかなり赤くなっていたので、それなりの熱さであることに変わりはない。
もう一つの湯船は右に隣接した湯船で、2人ぐらいしか入れないスペースになっている。こちらも泡風呂であるが、主浴槽の泡とはまた違ったふつうのバイブラ。ただし勢いが半端ない。
右の温度は44℃ぐらいか。入るならこちらから入ったほうがいいだろう。


壁絵は、お城をチップタイル絵で表現したもので、なかなか迫力がある見事な絵になっている。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
▲富士山は女湯


客層はほぼ高齢者。それと刺青を入れた人がやたらと多い。これは地域柄なのか、たまたまだったのか。入店したときは混雑していたけど、しばらく経ったら空いてきた。


設備は今でもしっかり機能してて、昭和の空気感が色濃く感じられる昔ながらの銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 伊勢佐木長者町
経路 階段のぼってすぐ近く
周辺の環境 商店街、公園

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 お城のタイル絵
統一感 あり
置物 雑誌
照明 ふつう

★設備
休憩所 雑然としてる
脱衣所 ふつう
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 
サウナ なし
温度 44~47℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 沈黙
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け なし

◆人
受付 50代の女性
客層 高齢者

【案内】

住所
〒231-0058 
横浜市中区弥生町1-9

電話
045-261-0159

営業時間
15:30〜24:00

定休日
10日・11日・20日.・30日

※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載


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