東京・茗荷谷
#大黒湯
東京メトロ丸ノ内線
#茗荷谷駅
▲茗荷谷駅。“みょうがたに”と読む
▲後楽園と池袋に挟まれた場所で、起伏の多い地形。とにかく学校が多い
▲階段をのぼり
▲改札口
▲改札口を出て右に進むと
▲春日通りにでる
▲大黒湯は、この春日通りを左に真っ直ぐ進むだけ
▲左にあるのは中央大学の建設現場。いまは少子化で大学間の競争が激しいので、都心回帰が起きているらしい(中央大学は元々八王子にあった)
▲春日通りにでる
▲大黒湯は、この春日通りを左に真っ直ぐ進むだけ
▲左にあるのは中央大学の建設現場。いまは少子化で大学間の競争が激しいので、都心回帰が起きているらしい(中央大学は元々八王子にあった)
▲とにかく直進
▲この坂道の底(写真左)にあるのがお茶の水大学。茗荷谷駅前には筑波大学(放送大学も併設)もあって、拓殖大学や跡見学園(「はいからさんが通る」という漫画のヒロインが通った学校)など有名な大学が集中する場所のようだ
▲今度は登り坂に変わる
▲するとゆるやかな登り坂の頂点付近に大黒湯がみえてくる
▲この坂道の底(写真左)にあるのがお茶の水大学。茗荷谷駅前には筑波大学(放送大学も併設)もあって、拓殖大学や跡見学園(「はいからさんが通る」という漫画のヒロインが通った学校)など有名な大学が集中する場所のようだ
▲今度は登り坂に変わる
▲するとゆるやかな登り坂の頂点付近に大黒湯がみえてくる
出典:東京銭湯ホームページ引用
▲お茶の水大学のところで右に渡れば良かったがすでに遅し
▲仕方なく奥まで進んで
▲横断歩道を渡り
▲右に曲がると
▲先ほどみえた大黒湯に到着
▲朝風呂の案内。銭湯の習わしで、元旦(もしくは2日)は朝風呂をやって、そのあとはしばらくお正月休みをとって、その後に通常営業に戻るパターンが多い。ここもそんな感じだ
▲右手裏側にまわると駐輪場をそなえていた
▲八角形の湯気抜きが面白い
▲到着
開店5分前ぐらいになると、入り口前には数人が集まり始める。定刻になると女性が中から鍵を開け、一気に客が押し寄せた。下足箱は完全に密状態に。
出典:東京銭湯ホームページ引用
そんな様子を眺めながらある程度空いてくると、下足箱に靴をしまい、受付の列に並ぶ(いつもなら一番風呂を目指して常連客と競争するのだが、最近は負けてばかりなのでやめた)。
受付に座るのは、60代ぐらいの女性。
言葉使いはとても快活で丁寧。脱衣所にいたときも「いらっしゃいませ」「かしこまりました」「ありがとうございます」という言葉がよく響いていた。とても感じの良い対応だ。
ようやく順番がまわってくると、「貸しタオルありますか?」と訊ねたら、「貸しタオルは100円になりますが」と言われ、右を見るとガラスケースに青のフェイスタオルと白のバスタオルがあって、両方使えるという。
普通ならバスタオルだけで100円ぐらいはするので、両方で100円はかなりお得である。
それをお願いして、ガラスケースから自分で取り出す。返すときは脱衣所の自動ドア横にある箱(ゴミ箱のような形をしている)に入れてほしいと言われる。
男湯は右側で、中に入ると当然ながら脱衣所も混雑していたが、そもそも脱衣所自体が狭いので、なかなかロッカーを確保するのが難しい。
頭上を見上げると、今は廃業した富士見湯の絵が飾られてあった。おそらく同じ文京区同士ということで廃業を機に譲り受けたのだろう。ほかの銭湯の絵が飾ってあるのは不思議な感じがする。
▲文京区の冊子を写真撮影したもの。上に飾ってあったものが大黒湯に
出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯
とにかく人でごった返しているので、ロッカーを確保する前に脱衣場のデッドスペースで脱ぎ始める人もいるほどだ。なんとか着替え終えて自動扉を開ければ、中は通常の銭湯の広さという感じである。
真ん中には島カランがひとつあって、左右の壁にもカラン、手前左側には立ちシャワーが2つあった。
出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こっちも女湯
この立ちシャワーはめずらしい作りで、中に洗面台がある。
歯磨きを想定したものなのか分からないが、正直言って実用性はないと思うし、若干邪魔だなと思ったけど、こういう試みは嫌いじゃない。
立ちシャワーの手前にミストサウナ。こちらは、100円の有料だった。
ミストサウナで有料は珍しいなと思ったが、それなりに人が入っていたので需要はあるようだ。
出典:東京銭湯ホームページ引用
浴槽は奥にあって、最初に目を引くのが右手前にある、オマケみたいな水風呂。
完全に1人用で、手を入れてみたら、若干冷たい。16℃かそれ以下かも。
その水風呂の奥(浴槽の右側)がバイブラで湧出口が背中にある。
ジェットもあるのだが、左の壁(横)から噴出してるので、なんでまたこんな設計なのか理解に苦しむ。かなり窮屈な姿勢にならないと使えない。
温度は43℃ぐらいで適温。
出典:東京銭湯ホームページ引用
出典:東京銭湯ホームページ引用
出典:東京銭湯ホームページ引用
▲ここは薪で沸かしてるようだ
左の浴槽が薬湯で、この日は玉露の湯と案内されていた。お茶をイメージしたものなのだろうが、たしかにそれっぽい臭いがするので驚いた。
こちらはほぼ2人用で、温度は若干低めの42℃ほどか。
ここは外から眺めて分かるように、湯気抜きが八角形になっており、これは北陸(富山)地方の文化をそのまま持ち込んだようだ。なので関東では滅多に見られない形状である。
出典:東京銭湯ホームページ引用
出典:東京銭湯ホームページ引用
出典:東京銭湯ホームページ引用
出典:東京銭湯ホームページ引用
壁絵は、タイル絵なのだが、どこか海外の港湾を描いており、最初はベニスっぽいなと思ったけど、それも違うらしく、東京銭湯の記事によると、ラ・ロシェルというフランスの西部にある港らしい。
出典:東京銭湯ホームページ引用
客層は見事なまでに高齢者で、一番コロナを気にする年齢だと思うのだが、密になったりおしゃべりを控えてる様子はまったく感じなかった。どこの銭湯もそうであるが、客として来る人はほとんどコロナを気にしてないように感じる。春先はコロナについて語り合ってる姿があったが、いまや年末に聞こえてきたのは競馬(有馬記念)の話ばかり。
是非はともかくとして、大半の人はコロナと共存する形で日常を取り戻しつつあるのかもしれない。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 茗荷谷
経路 春日通りを歩く
周辺の環境 春日通り前
●空間演出
建物外観 八角形の湯気抜き
壁画・眺望 海外を描いた絵
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 脱衣所
脱衣所 やや狭い
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 水風呂、バイブラ、ジェット、薬湯
サウナ ミストサウナ
温度 43℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 とても良い
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(100円)
備え付け なし
◆人
受付 60代の男女
客層 高齢者
【案内】
住所
〒112-0012
文京区大塚3−8−6
電話番号
03-3941-5826
アクセス
東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅下車、徒歩7分
休日
月曜
営業時間
15:30−23:30
※東京銭湯ホームページ転載
オマケ湯は変わった作りなので、けっこう印象に残ってます。
オルゴールのBGMが流れてたんですね。
自分の時ももしかして流れてたかもしれませんが、すっかり失念してました(笑)
建物はだいぶ古いので、隙間風はどうしてもあるでしょうね。
作りは一見すると古いのですが、今見ても斬新なところもあって(フランスの港湾を描いたタイルだったりとか)、創業当時から新しさを追求した銭湯だったんだなとも思いました。
隙間風がわりと吹き込んでくるので、冬は出入り口を避けたカランが良いかもしれません。
オルゴールのBGMが印象的でした。
勉強漬けの毎日だったんですねぇ。いまこうして、自由を謳歌できるのは良かったですね。
たしかに勉強したこと、かなり忘れちゃったかも。たぶん強制的にやらされたことだからなのかなぁ?
なんとなく思い出すみたいなものもあるので、全部が全部無駄たったとは思わないですけどね。
青春時代は、ほとんど勉強しなかったので、楽しかったですよ(笑)
ただ、若いうちは自分のことをよく分かってないから、無駄にいろんなことを抱えすぎたり、逆に足りなかったり、問題の対処方法が知らなかったり、等々で時間を浪費することが多かったなと思います。
それを考えると、今は充実してますね。
遊ぶっ行ってもね 池袋には行かないわよお 教育の森の公園とか 小石川植物園とか図書館ですよー 小学校4年生から土曜か日曜は塾で試験だったから 気が抜けなかったわあ!
ほんと あんなに勉強してもねえ
もう忘れちゃっているしねえ
今 高校生の時の駿台予備校の さかま先生の物理ノート見てもねえ 全然 わからないわあ!
英語もすんごく単語覚えたけど 大学生になったら ぜーんぶキレイに忘れちゃったしねえモンモン
モンモンに実は青春時代なかったので
今が 青春時代 なのかなーって思っています。
ユーユー博士さーんの青春時代は如何でしたか?
こんばんは。
ありゃ。女湯は水風呂じゃないんですね。
じゃあ、なんのためにあんな浴槽を作ったんだろう笑
八角形の湯気抜きは、建物全体を作品に仕立て上げたような特徴だし、周囲からみても映えるでしょうね。
金栗さんの足袋をつくってたお店が近くにあるなんて、いかにも東京らしいエピソードだなと思いました。ピエール滝って、今どうしているんだろう?
乾式サウナが有料(追加料金制度)なのは分かるけど、ミストサウナが有料はかなり珍しいと思います。
というか、有料を払っても入りたいと思う人は少ないでしょうからね。ずいぶん強気に出たなと思ったのですが、意外と利用客が多かったのでビックリです(笑)
北陸全域がこうなのか、富山に限定した話なのか分かりませんけど、地域によって浴槽の配置だとか、温度の傾向、それこそローカルルールみたいなものも違ってくるし、それぞれの地域で融合する新しい文化みたいなものもあるでしょうね。
東京や横浜あたりだと富山とか新潟出身者が関東で銭湯を開業する人が多いので、そうした北陸文化が、まさに東京の銭湯の地盤になってる感じです。
おー、凄い。
茗荷谷が青春の場所だったんですね。
ここは池袋とも目と鼻の先だから、遊ぶ場所にも困らないところですよね。
大黒湯はめっちゃ混んでました。
まあ年末というのもあったかもしれませんけど。ホスピタリーが良いし、文京区の中でもかなりオススメの銭湯です。
煙突を見に行くだけでもいいと思いますよ!
ここもよく行く銭湯ですよー。
湯船につかりながら八角形の天井を見上げるのが好きです。
八角形部分の窓から近隣のビルの窓の灯りが見えます。
向こうからはどう見えるのかなーなんて思いを巡らせたりして。
小さい浴槽、入ってみたら、水風呂じゃないんかーい!ってなった…!
そう、女湯は水風呂じゃないんです。
写真を見ると浴槽の底の方に穴があいてますものね。隣の浴槽とつながっているのです。
ここの2件くらい隣のお弁当屋さんが、いだてんの金栗四三のマラソン足袋を作った足袋屋さんがあったところらしいです。
壁に「金栗足袋発祥の地」というプレートが埋め込まれています。
大河ドラマ見てこのことを初めて知って、大黒湯の帰りに見てきました。
連想してピエール瀧のことも思い出してしまいます…(逮捕されるまで大河で足袋職人演じてた…)。
お湯加減 如何でしょうか?(温泉語のご挨拶) うえあああーーーー 懐かしい
モンモンね 大学入学前に 茗荷谷の学校に通っていたんですよ
まさに 茗荷谷はモンモンの青春の場所ですよ! 懐かしいわあ 卒業してから一回しか行っていないわあ!
すんごく人気で混んでいるんですねえ
行きたいけど この567の時期は 我慢して567 終わったら 煙突だけでも見に行きたいわあ!