私は中学高校で英語を教えている教員です。
今年は高校3年担当学年ということもあり、高3生に英文法や英文解釈を教えています。
近年の傾向として、入学定員の半数は「推薦組」。
早慶上智も半数近くは推薦入学、年明けの一般選抜枠は減少傾向となっています。
私の職場では担任だけではなく、推薦受験希望者全員を分担担当指導しています。
私も2名の生徒を指導中です。
生徒想いの有難い指導の積み重ねが、過重労働となっていくのだなと再認識している次第です。
今回、私が担当するのは体育大学への入学を希望している生徒。
体育大学で小学校の教諭免許が取得できるようです。
指導するにあたって、その関連事項についてネットで調べてみました。
・東京都の教員採用試験は昨年までは、中高共通(保健体育)でしたが、今年の試験から小・中・高共通(保健体育)に変更されました。
変更理由として考えられるのは、小学校の教員不足対策としての体育の先生の柔軟な利用。
加えて、小学校にも保健体育を専門とする先生がいた方が「運動会」、「スキースクール」などの体育行事の運用がしやすいという現実があるからだと思います。
現在でも、中高の教員免許があれば、小学校で専門教科を教えることが可能です。
中学校又は高等学校の教諭の教員免許状を所有している者は、小学校で、所有免許状の教科に相当する教科を担任することができます。(教育職員免許法 第2条、第3条) (教育職員免許法第16条の5)
話しは元に戻りますが、体育大学で小学校教諭免許状が取得できることには意味があると思います。
一次的な専科(保健体育)の教員活用をしても、活用は限定的であり、その数は限られています。
全教科を担当する小学校教諭の中に保健体育を得意とする先生を増やすことには意味がありそうです。
その理由は、子どもたちの体形は年々伸びているにも関わらず、体力は年々減少しているからです。
楽しく運動して、体を動かすことが生涯に渡って好きになるような教育。
そんな小学校での健康的な生活をリードして、指導できるような小学校教諭になりたいをキーワードに推薦指導を行いたいと思います。
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