この小説はミステリーとして終わっていない。エンターテインメントとして終わっていない。
フィンランドへ高校時代のグループ仲間クロ(女性)に会いに行くあたり、正確には会って話したあたりから、冗長になる。ミステリーとしては一番避けなければならない退屈な説明調になる。
最終部は『深刻もの』あるいは純文学風というか文芸ものというか、として締めくくっているが、どう考えてもおさまりが悪い。
余韻を残す終わり方でもないし、ひょっとするとまだ続けるつもりで最初は書いていたのかな。
評価は以下の通り。
前半: 退屈
中盤:テンポ盛り返す。筆なめらか
結末:並、か。失速気味
フィンランドへ高校時代のグループ仲間クロ(女性)に会いに行くあたり、正確には会って話したあたりから、冗長になる。ミステリーとしては一番避けなければならない退屈な説明調になる。
最終部は『深刻もの』あるいは純文学風というか文芸ものというか、として締めくくっているが、どう考えてもおさまりが悪い。
余韻を残す終わり方でもないし、ひょっとするとまだ続けるつもりで最初は書いていたのかな。
評価は以下の通り。
前半: 退屈
中盤:テンポ盛り返す。筆なめらか
結末:並、か。失速気味