穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

文学にもっとも裨益した病気は?

2018-02-26 20:35:22 | ノーベル文学賞

 今日銀座を通りかかったが相変わらず中国人の観光客が多い。ところが閉店している店が何軒かあった。26日、27日は閉店なんて張り紙のあるビルがある。なんなんだろう。年度末の棚卸でもあるまいに。銀座はあまり行かないが日曜以外は休むことが多いのかな。

  さて、歴史的に小説に裨益した病気にはどんなものがあるでしょうか。うつ病、恋の病いかな。言い換えれば病気の特徴が状況設定のキーになっているというか。消耗性、軽度の神経興奮、病状の不可逆的進行(悲劇の構成要素、全部ではない、統計的に)、若年者にも多い(つまり小説の主人公年齢に適当)。消耗性疾患のわりに性欲が亢進するなど。メタボじゃないな。私小説では淋病何てのが多いが、やや特殊な分野だしな。

 


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