スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

埼玉新聞杯&意志の定義

2006-10-11 20:32:51 | 地方競馬
 埼玉新聞杯。逃げたのはサンキューウィン。これをナイキアディライトががっちりとマークして,その後ろにロッキーアピール。リンカーンスターは後方9番手,イシノダンシングは最後方でしたが,1周目の正面で動き,4番手まで上がりました。向正面の中ほどでナイキアディライトが先頭に立つとロッキーアピールがこれを追います。サンキューウィンも鞭を入れて抵抗しようとしますが後退,イシノダンシングも鞭を入れてついていこうとしましたが離され気味。やはり能力上位の2頭による争いとなりましたが,ナイキアディライトが持ったままで4コーナーを回ったのに対し,ロッキーアピールは手が激しく動いていてここで勝負あり。ナイキアディライトの快勝となりました。相手関係を考えれば当然でしょう。ロッキーアピールはいくら距離が長いとしても人気がなさ過ぎ。アフター5スター賞の回顧でもいいましたが,すんなり競馬ができれば強く,僕からすればきわめて順当な結果です。3着には後方から追い込んだリンカーンスターが一旦は上がったのですが,それとほぼ同じ位置にいて後から仕掛けたジルハーがこれを交わして食い込んでいます。ただこれは強い2頭が後続を離したためで,競馬に参加したという感じではないと思います。
 竜王戦は佐藤棋聖の先手で,角換り相腰掛銀先後同形という,木村名人の時代から指されている将棋に。古くから指されている将棋とあって定跡も確立されていて,1日目の午前から戦いになりました。戦いになっても難しいのがこの将棋の特徴ですが,封じ手の局面では,先手の佐藤棋聖としては不満はなさそうに思います。ただ,副立会いの深浦八段や,渡辺竜王の師匠の所司七段の見解だと,封じ手が△9二飛だと千日手の懸念もあるようです。
 明日は女流王位戦の第二局もあります(記事は今のところ14日を予定)。こちらは五番勝負なので,初戦を負けた石橋女流四段には大事な将棋です。
 そしてエーデルワイス賞(この記事は16日を予定)。条件がころころ変わりますが今年は旭川の1600メートル(昼の開催です)。難しくほとんど自信がありませんが,前走を圧勝している地元のフェアリーライド◎を中心に推します。力はタガタメ○の方が上でしょうが,こちらは一気の距離延長がどう出るでしょうか。JRA勢ではガールズポップ▲に最も魅力を感じます。あとベリーベリナイス△まで。

 僕が意志について考え始めたとき,意志についてどのように定義していたのかというと,実は明確には定義できていませんでした。これは,僕が考えたかったことが,意志するという,動詞として表現されるようなことであったということと関係していて,それを考えるために,まずそれについてしっかりと定義しておく必要がなかったのです(少なくとも当時はそう思っていたわけです)。そこで,意志というのは精神のうちにある思い(スピノザ哲学でいえば思惟の様態)には違いないわけですから,そうした人間の精神のうちにある数々の思いのうち,「~しよう」と表現されることが妥当であるようなものについてそれを意志ということにして,その思いがどのようなものであるのか,とくに,その思いはどのように発生し,また人間(自分自身)に対してどのような原因として作用するのかを考えていったわけです。
コメント
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