スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

エーデルワイス賞&反論

2006-10-16 22:02:10 | 地方競馬
 12日のエーデルワイス賞(映像)。デビュー以来1000メートルで4連勝していたタガタメが逃げ,これをマークするようにフェアリーライドが2番手,ガールズポップは好位でレースを進めました。3コーナーあたりでガールズポップが仕掛け,外の2番手に並びかけましたがそこまでで,4コーナーを回ると失速。直線,内で粘るタガタメをフェアリーライドが交わし,これで決まるかと思ったのですが,好位につけ,ガールズポップの進出で一旦は控える形になった岩手のパラダイスフラワーと,中団でレースを進めていた地元のアグリフェスタが併せ馬のように外を伸びてフェアリーライドを交わしてゴール。勝ったのはパラダイスフラワーの方で,2着にアグリフェスタ,以下,3着がフェアリーライドで4着がタガタメでした。結果からすると,先行した2頭は少しだけペースが速すぎたようです。また,フェアリーライドはあまりにもタガタメだけをマークしすぎた感もありますが,これはこれで仕方ないのでしょう。パラダイスフラワーは前走は地元・盛岡で大敗を喫していたので軽視してしまいましたが,これは芝のレース。ティンバーカントリー産駒だけにやはりダートの方がよく,ダートはこれで4戦4勝。また,控える競馬ができたことも今後につながりそうです。一般に馬は,単独で走るよりも併走した方が力を発揮できるもので,上位の2頭にはその点も幸いしたと思います。
 明日は観音寺記念の決勝です。並びは伏見-村本の東日本,武田-飯嶋の茨城栃木,市田-志智の近畿中部,佐々木-小倉-西川の西国で4分戦。佐々木選手△の先行と思いますが,だれかの捲りはおそらく届く筈で,前には楽なレースにならないと考え,武田選手◎と飯嶋選手○で考え,さらに市田選手▲。

 このような考え方には次のような反論の余地がありそうです。もう1度老人に席を譲る場合で考えれば,その意志が,あるいくつかの条件を満たさなければ生じないとしても,外的条件がすべて満たされたからといって,必然的にこの意志,そしてこの意志に伴う行為が生じてくるというわけではありません。なぜなら,そういった条件がすべて満たされたとしても,老人に席を譲ると意志する場合もあるし,意志しない場合もあると考えられるからです。したがって,人間の意志が生じる場合に,ある外的条件が必要であるということを認めたとしても,それを意志するか意志しないかの選択権はもっぱら意志する,あるいは意志しない人間の側にあり,この限りでは,人間にはある事柄を意志し,また意志しない自由というのがあると考えられるからです。やはりこの反論には答えておかなければならないでしょう。
コメント
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