スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

コーフィールドカップ&永遠と時間

2006-10-23 22:44:04 | 海外競馬
 オーストラリアに遠征した2頭の初戦となるコーフィールドカップが21日に行われました。まず思ったのですが,このコースの幅員からして,18頭が出走するのは多すぎる感じです。オセアニアの競馬には詳しくないので日本の2頭を中心にレースを回顧しますが,デルタブルースは17番枠からのスタート。先団の5番手付近でレースを進めましたが,終始外を回る競馬。4コーナーで先頭に並びかける感じで進出し,直線では一旦は下がってしまう感じだったのですが,ゴール前では1度は交わされた相手も差し返すようにまた伸び,日本流の表現でいえばクビ+クビの3着。勝ったTawqeetと2着のAqua D'Amoreは馬群の中央と最内を伸びた馬で,枠順いかんによっては勝てたかもしれません。一方,ポップロックの方は発走でやや安目を売るような感じで道中は後方のイン。とにかく馬群が密集するレースで,包まれる競馬。直線では何とか外へ出して追い上げたのですが,最後はデルタブルースの後ろに入ってしまうような態勢になってしまい,存分に追うことができずに7着。ただ,これも日本流に表現すればデルタブルースからはアタマ+クビ+ハナ+ハナですので,かなりきわどいところ。発走がもう少しうまくいけば,やはりもう少し上位に食い込めたかもしれません。いずれにしろ2頭とも休み明けで,それを考慮すればまずまずの競馬ができたのではないかと思います。
 明日は女流王位戦の第三局。清水女流王位が勝つと防衛になります。
 それから京王閣記念の決勝(記事は27日の予定)。変則ラインがふたつの4分戦。福島の山崎に山口-馬渕の中部,静岡の新田に大阪の前田,渡部-小倉の四国,小川-紫原の九州。どこからでも狙えそうですが僕は渡部選手○と小倉選手◎から。怖いのは新田選手▲で,あと山崎選手△。

 僕が自由意志をそのようにイメージしたのには,もうひとつ,別の理由がありました。当時の僕は,スピノザが定義八でいう意味での永遠をまったく理解していなかったので,事物をもっぱらある時間の中で考えていました。ところで,この中で存在について考えていくと,何か最初の存在が必要となってくるのです。そうでないと時間(歴史)というものがどうしても始まらなくなってしまうからです。そこで,その最初のものがどのように存在したかと考えれば,それはほかのものを原因として存在することはできません。ほかのものがあるなら,その最初のものと仮定したものが最初のものではなくなってしまうからです。だとすると,そのものはそれ自身を原因として存在するほかありません。そこで僕はそれが,そのものの自由意志ではないかと考えたのです。したがって自由意志についてはあくまでもイメージなのですが,その当時の僕にとっては,この自然(宇宙)の歴史が始まるために,こうした最初のものが存在するための意志は絶対に必要なものであったのです。
コメント
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