スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

埼玉栄冠賞&インスリンの種類

2009-10-17 18:53:01 | 地方競馬
 浦和競馬は昨日まで久しぶりに5日間開催。今開催のメーンは14日の埼玉栄冠賞でした。
 発走後の向正面ではエスプリベンが先手を奪う構えでしたが,3コーナーからのコーナーワークでクレイアートビュンが先頭に。正面に入ると今度は外からエスターナが上昇し一旦は先頭に立ちましたが,1コーナーからのコーナーワークで再びクレイアートビュンが先頭。9頭立てでペース自体は落ち着いていましたが,出入りの激しい競馬となり,クレイアートビュン,リュウノキングダム,ブルーラッドと態勢が落ち着いたのはようやく2周目の向正面に入ってからでした。
 2度目の3コーナーからのカーブでリュウノキングダムは苦しくなり,ブルーラッドが2番手に。さらに直線に入るとクレイアートビュンも楽々と交わして抜け出し,そのまま快勝。前半の前の動きに関係なく自分のレースに徹して追い込んだ連闘の伏兵カネショウアトラスが2着に食い込み,クレイアートビュンは3着。
 優勝したブルーラッドは前走の戸塚記念に続く連勝で南関東重賞3勝目。古馬とは初対戦でレベルの差がどうかは分からない部分がありました。クレイアートビュンはどうも本調子になかったような感じでしたが,難なくこれを撃破しましたので,今後の南関東重賞では上位で戦っていけそうです。
 騎乗停止は解けましたがその後も騎乗自粛を続けている主戦の御神本騎手に代わってこの日の鞍上は大井の戸崎圭太騎手。今年もリーディングを独走していますが,南関東重賞制覇は5月の東京プリンセス賞以来で,このレースは初制覇。管理しているのは川崎の足立勝久調教師で,埼玉新聞杯という名称で行われていた2004年のモエレトレジャー以来となるこのレース2勝目です。

 糖尿病教室での講義の内容をすべて記述していてはどれだけ時間がかかってしまうか分かりません。そこでここでは,ふたつの点に絞って詳しく説明しておくことにします。最初は薬剤師によって講義された,薬物としてのインスリンに関することです。なお,糖尿病患者に処方される薬物というのはインスリンだけとは限りませんから,この講義内容のすべてがインスリンに関係していたというわけではありません。
 一口にインスリンといいましても,薬物としてのインスリンというのは,その機能によっておおよそ4種類に分類されます。この分類は,皮下に注射されたインスリンがどのくらいの時間で効果を発揮し,またその効果がどれくらいの時間にわたって継続するかに依拠します。
 最初のものは超速効型といわれるインスリン。これは注射をすれば15分ほどで効き始め,その効果をぐんぐんと上げて1時間もすればピークに達します。あとは機能を低下させ,3時間もすればほぼ効果は0に近くなります。
 次が速効型。これは超速効型よりはピークが早くも高くもなく,およそ2時間後。ただし効果は8時間ほど持続します。
 そして混合型あるいは中間型といわれるもの。一応のピークは注射して2時間後から4時間後にかけて。その後効果は薄れていきますが,その薄れ方がなだらかで,20時間以上は持続します。
 最後が持続型ないしは特効型といわれるもので,このタイプのものには効果のピークというのがなく,注射して24時間ないしはそれ以上にわたって同量程度のインスリンを分泌することになります。
 インスリン注射が必要な糖尿病患者に関しては,これらの種類のどのタイプを使用するが最も効果的であるかを医師が判断し,その処方に従って患者は注射を打つということになります。
コメント (1)
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