文化の日の対局となった第1期女流王座戦決勝五番勝負第二局。
加藤桃子奨励会1級の先手。清水市代女流六段は相矢倉を志向したようですが,先手が角換りを目指し,後手がそれを拒否する形で横歩取り8四飛,相中住いという戦型に。この将棋は最後のところではわりと大きめの差がついたのですが,遡ってもどこがその発端となったのかが分からない,僕のレベルでは難しい将棋でした。

ここで先手は▲2五桂と跳ねました。角取りですから後手は△5五角と逃げたのですが,これが香取り。先手はそれを受けて▲4六歩と突きました。強いていうならこの先手の手順はやや変調と感じられ,先手としてはこのあたりが問題であったのかもしれません。
一局の全体を通しての印象としては,難しい中盤でごちゃごちゃとやっていたらいつの間にか後手がよくなっていたという感じ。何となく地力の差を感じさせるような内容で,実力にそんなに大差があるとも思えませんから,加藤1級としては自身の力を存分に発揮できなかった不本意な将棋であったのではないかと思います。
内容的には圧倒したという印象も抱かせて清水六段が勝利し1勝1敗。こうなると非常に重要な一局となる第三局は19日です。
父の一周忌法要の翌日,月も替って8月1日ですが,この日は僕のみなと赤十字病院の通院の日でした。前回の通院のときに説明しましたように,この日は検査の後のМ先生の診察の時間が午後1時となっていましたので,いつものように正午前くらいに病院に到着し,採尿と採血の検査をした後で,病院内の食堂で昼食を摂りました。ここの食堂はとくに父が入院していたときには僕も何度か利用したことがありますが,メニューにはすべて熱量が記載されていますので,僕のようなインスリン注射をしている糖尿病患者にとっても,何をどの程度まで摂取すればよいかが一目瞭然で便利。もっとも,これは最近ではファミリーレストランなどにも採用されていますので,そこで食事をするような場合にも同じです。
ところで,前回は採血をした後,その患部を押さえるためのアームバンドというのをつけられたのですが,この日はそれがありませんでした。というか,アームバンドを使ったのは前回の1度だけ。バンド自体は中央検査室に置いてはあるのですが,全員が使うのではなく,自分で押さえていることができる患者には使用されなくなったようです。理由は定かではありませんが,何か問題が生じたためなのかもしれません。押さえていなければならない時間というのは5分程度ですから,別に何の問題もない,そもそもそれ以前は使用していなかったのですから問題がないのは当然ですが,1度でも使ってしまいますとあれは便利に感じられますので,使用できなくなったことは個人的には残念に思っています。
それからこの日,ひとつの変更事項がありました。今まで,診察の終了時に主治医に対して使用済みの注射針を渡していたのですが,この方法は衛生上の問題があるということで,中央検査室の横に専用のボックスが設けられ,患者自身,つまり僕の場合には僕自身がということになりますが,そこに直接的に捨てるということになったのです。個人的にいいますとこれはありがたい変更でした。というのも主治医に手渡す場合にはそのときまでカバンなりに保管しておかなければなりませんが,これならば病院に着いてすぐに捨てられますし,定期通院とは関係なく捨てることもできるからです。
加藤桃子奨励会1級の先手。清水市代女流六段は相矢倉を志向したようですが,先手が角換りを目指し,後手がそれを拒否する形で横歩取り8四飛,相中住いという戦型に。この将棋は最後のところではわりと大きめの差がついたのですが,遡ってもどこがその発端となったのかが分からない,僕のレベルでは難しい将棋でした。

ここで先手は▲2五桂と跳ねました。角取りですから後手は△5五角と逃げたのですが,これが香取り。先手はそれを受けて▲4六歩と突きました。強いていうならこの先手の手順はやや変調と感じられ,先手としてはこのあたりが問題であったのかもしれません。
一局の全体を通しての印象としては,難しい中盤でごちゃごちゃとやっていたらいつの間にか後手がよくなっていたという感じ。何となく地力の差を感じさせるような内容で,実力にそんなに大差があるとも思えませんから,加藤1級としては自身の力を存分に発揮できなかった不本意な将棋であったのではないかと思います。
内容的には圧倒したという印象も抱かせて清水六段が勝利し1勝1敗。こうなると非常に重要な一局となる第三局は19日です。
父の一周忌法要の翌日,月も替って8月1日ですが,この日は僕のみなと赤十字病院の通院の日でした。前回の通院のときに説明しましたように,この日は検査の後のМ先生の診察の時間が午後1時となっていましたので,いつものように正午前くらいに病院に到着し,採尿と採血の検査をした後で,病院内の食堂で昼食を摂りました。ここの食堂はとくに父が入院していたときには僕も何度か利用したことがありますが,メニューにはすべて熱量が記載されていますので,僕のようなインスリン注射をしている糖尿病患者にとっても,何をどの程度まで摂取すればよいかが一目瞭然で便利。もっとも,これは最近ではファミリーレストランなどにも採用されていますので,そこで食事をするような場合にも同じです。
ところで,前回は採血をした後,その患部を押さえるためのアームバンドというのをつけられたのですが,この日はそれがありませんでした。というか,アームバンドを使ったのは前回の1度だけ。バンド自体は中央検査室に置いてはあるのですが,全員が使うのではなく,自分で押さえていることができる患者には使用されなくなったようです。理由は定かではありませんが,何か問題が生じたためなのかもしれません。押さえていなければならない時間というのは5分程度ですから,別に何の問題もない,そもそもそれ以前は使用していなかったのですから問題がないのは当然ですが,1度でも使ってしまいますとあれは便利に感じられますので,使用できなくなったことは個人的には残念に思っています。
それからこの日,ひとつの変更事項がありました。今まで,診察の終了時に主治医に対して使用済みの注射針を渡していたのですが,この方法は衛生上の問題があるということで,中央検査室の横に専用のボックスが設けられ,患者自身,つまり僕の場合には僕自身がということになりますが,そこに直接的に捨てるということになったのです。個人的にいいますとこれはありがたい変更でした。というのも主治医に手渡す場合にはそのときまでカバンなりに保管しておかなければなりませんが,これならば病院に着いてすぐに捨てられますし,定期通院とは関係なく捨てることもできるからです。