スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ユニバーサル杯女流名人位戦&K伯母の一周忌

2013-02-28 18:50:30 | 将棋
 2勝2敗での決戦となった昨日の第39期女流名人位戦五番勝負第五局。
 先手が勝ち続けていましたので振駒は注目。先手を得たのは里見香奈女流名人。上田初美女王の四間飛車穴熊に銀冠で対抗する持久戦。長い序盤,短めの中盤,長い終盤という将棋でした。
 昨日は午前の早い段階でアクセスしただけで,次に見たときには終局していました。なので並べただけですが,終盤初期の段階の攻め合いは,先手が勝ちそうに思えました。実際にその通りであったようですが,後手の攻めに対して受けの小ミスを重ね,局面は後手の勝ちになったようです。
                         
 実戦はここで△9五桂と打ち,▲9六王に△2九飛成と取りました。これが手順前後で,▲8五金と受けた局面は先手の勝ちになっているそうです。以下,△8七銀▲同銀△同桂成のとき,▲6三角が詰めろ逃れの詰めろで,確かにここからは後手が勝つ順はないようです。
                         
 それなら第1図で先に△2九飛成とすればどうかというのを検討しました。対して▲6三角と打つと△9五桂▲9六王△8四桂▲8五王と進みます。そこで△7四銀と打って後手が勝つのかどうか,僕の力では結論を出せませんでした。しかし△7四銀ではなく△5三金と打って後手の勝ちだったようです。ただ,△2九飛成には▲9六歩と受ける手もあり,それでどうなるのかは僕には分かりません。
 王手を決めてから詰めろを掛けるか,王手は決めずに詰めろを掛けるかという二者択一は,将棋ではよくあります。そしてその一方が勝ちで他方は負けというケースも生じます。秒読みとはいえ,読み切れずに誤ったのは実力以外の何物でもありません。ただ第1図は部分的にいっても,先手玉が8七にいる時点で飛車を成った方が少し得に感じられるので,上田女王にとってはかえすがえすも残念な判断ミスであったようには感じます。
 大熱戦を制した里見名人が3勝2敗で防衛。第36期に挑戦して奪取37期,38期と防衛を重ね,これで四連覇です。

 9月28日の金曜日はが磯子中央病院へ。これは脳外科や内科ではなく,健康診断です。予約時間は10時半。金曜日は新たなる支援の家までの迎えが継続されています。ですから作業所まで送っていくという必要はありませんでした。ただ,迎えに来る時間というのが,この支援が始まった頃から比べますとだいぶ遅くなってきています。午前10時を過ぎてしまうということもざら。妹からしてみればゆっくりしていられるわけで,悪いことばかりではありませんが,この日もその時刻になれば母は間に合いません。ということで僕が家で待機して,妹を送り出しました。もちろん,早めに来てくれるように頼めばそれは可能でしたが,僕はこの日の午前中は,仕事があるにはあったのですが,遅くなっても大丈夫でしたので,作業所の方にそうした依頼をしなかったまでです。母は11時半過ぎにはすべての検査を終えて帰宅しました。結果は後日に郵送してもらう手筈になっていました。
 翌9月29日の土曜は,K伯母の一周忌の法要でした。これは13時半から。事前の予定では住職が読経するということになっていたようなのですが,どうも急に別の法要,おそらく葬式でしょうが,それが入ったため,住職はそちらへ。実際に読経をしたのは僕たちは見たことがない僧侶でした。本門仏立宗の別の寺から,急遽,派遣された僧侶であったようです。
 K伯母の遺骨は墓ではなく,このお寺の霊堂に納骨してあります。つまり墓へ向う必要はありません。霊堂を開けてもらい,そちらに線香などを手向ければ法要は終了。僕たちの親戚の法要の恒例で,この後はいつもの和食レストランで精進落とし。すべてを終えて帰宅したのは午後4時半頃でした。なお,K伯母の法要に関してはの長兄で,K伯母からみれば弟にあたるY伯父が喪主的立場として執り行いますので,母や僕がこの法事の手配に動くことはありません。
 その翌日,9月30日の日曜日は妹のピアノレッスン。この日は午後1時からでした。これはもちろん事前に決定されているもの。この日の夜は横浜は台風が接近しましたので,たまたまですが早い時間になったのは幸運でした。
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