スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

王座戦&糖尿病共生記⑥

2013-09-19 18:58:28 | 将棋
 神戸市で対局があった昨日の第61期王座戦五番勝負第二局。
 羽生善治王座の先手。中村太地六段は急戦矢倉を目指す立ち上がりから銀2枚を並べての雁木持久戦になり先手は穴熊に。駒組は先手がうまくやったと思えますが,どちらも容易に手が出せない膠着状態が続きました。
 後手としては千日手でも歓迎のような将棋に思えましたが,果敢に自玉の端から打開。こういう指し方を選択したことは,大きな評価に値するのではないかと思います。この打開は自分から攻めていくというものではなく,相手に攻めてこいという意味で,これ以降は終局まで先手の穴熊は手つかず。つまり先手が攻めて後手が受けるという展開に終始したことになります。成り行きから後手は入玉を目指すことになり,後手が入れるか,先手が阻止できるかだけが焦点に。200手を超える将棋ですから,最善を続けられるわけもなく,双方にミスがあった筈です。それでもあからさまな失着と分かるのは,以下の部分だけでした。
                         
 この▲2二歩というのはあまりよい手ではなく,▲4七銀上と指すべきだったとのこと。ただこれに対して△2三香と打ったのははっきりとした失着。△3六玉ならダメだったという先手の感想が残されています。
 実戦は△2三香に▲同成桂となってから△3六玉。これには▲2四龍ですが,第1図で△3六玉としても▲2四龍でしょうから,香車を1枚ただで与えてしまったのと同じことになってしまいました。
 もっとも,先手もすぐに香車を使えるというわけではありませんから,入玉が不可能になったといえるほどではありません。というよりも入れるには入れたのです。ただその後で先手が穴熊の銀も使う形で押し返しにいきました。
                         
 第2図となってはどうやら押し返しに成功しているようです。駒が少ないのでまだ難しいところもあるように感じられますが,入玉の阻止には成功。先手の勝ちになりました。
 羽生王座が勝って1勝1敗のタイに。第三局は来月2日です。

 今日からは糖尿病共生記の6回目です。僕は意図的に共生ということばを用いています。
 は昨年8月中旬,妹が夏季休暇に入った頃のことから始まり,今年の4月,僕がインスリンを注射するための針の入手を済ませた頃のことで終っています。なので今回はその続きから始めます。
 4月7日の日曜日に妹のピアノのレッスンがあったことは⑤の最後に記しました。その翌々日となる9日の火曜日に,妹はこども医療センターへの通院がありました。この日も癲癇の発作を抑制するための薬の入手,正確には処方箋の入手ですが,それだけで,別の検査などはありませんでした。予約は13時半で,帰宅したのは15時50分頃。連れていった母に聞いたところ,この日はバスの接続が良好だったそうです。僕はこの日は長者町で,帰ったのは17時過ぎでした。
 その翌日,10日から妹はショートステイに。2泊3日で,南区の施設を利用しました。帰ったのが12日の金曜ということになりますが,週末は14日の日曜に,この月2度めのピアノのレッスンがありました。これは14時から。
 その翌日,15日の月曜日の午前中,僕はО眼科へ眼科検診に行ってきました。この日はたぶん9時半頃には眼科に到着していたのではないかと思います。診察の順番が16番目で,これほど若い番号であったのはおそらく初めてであった筈です。いつものように眼圧測定をしてから視力検査。視力検査はまず裸眼での測定ですが,この日は左目が0.09で右目が0.04でした。もともと視力は左目の方がよいので,それは別にどうということはないのですが,0.09も見えたというのは珍しいこと。これくらいのレベルですと日によって差異は出てくるものなので,この日は好調であったということなのでしょう。その後で散瞳ですが,この日は1度では十分に瞳孔が開かず,2度の点眼となりました。みなと赤十字病院で検診を受けていたときは2回ともそうでしたが,ここの眼科の点眼薬はよく効く印象で,これも珍しいことです。検査結果は不変。つまり異常なしです。順番は早かったですが帰宅できたのは11時半前。午後はこの日も長者町でした。
コメント
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