2日の第61期王座戦五番勝負第三局。
中村太地六段の先手で角換り相腰掛銀。羽生善治王座は過去に一局だけあった手順に。その将棋は先手が勝ったのですが,本局は先手から手を変えました。ということは,その前例は後に後手が有望となる順があるという共通認識が両対局者の中にあったか,さらに有力な変化が先手にはあったと中村六段が認識していたかのどちらかであったと推測されます。

後手の腰掛銀が一歩前進した局面。ここは4五に出る手もあり,それはダメたという羽生王座の読みがあったようですが,その方が後手は後にチャンスを得る可能性がより高い進展になったのではないかと僕には思えました。
先手の指し手は☗5五同角。これは決めにいく手です。☖同馬に☗3五歩と拠点を作り,☖4四金寄に☗1三歩成の成り捨て。香車は渡しづらい後手は☖同桂と応じました。そこで☗4五歩と叩いておいて☖同馬に☗3四銀。

すごく思いきった手順だと思えるのですが,この踏み込みで先手がはっきりとしたリードを奪うことに成功しているようです。以下はほぼ一方的に先手が攻めきる展開となりました。
中村六段が2勝目をあげて初タイトルに王手。第四局は8日。ただ,都合によりその将棋の掲載は大幅に遅れる見込みです。
入院中に受けた栄養指導は,どんな食品をどの程度まで食べればよいのかということの,具体的な指導でした。摂取するべき熱量を単位に変換した上で,どのような栄養素の組み合わせでその単位数を満たすべきであるのかということの,きわめて具体的な指導であったわけです。なお,摂取するべき熱量というのは,医師ではなく,管理栄養士が決定しました。
僕は今回の栄養指導では,その単位数の変更があるのではないかと推測していました。というか,そういうことでないのであれば,わざわざこうした指導を実施する必要がないように思えたからです。ところが,この推測は間違っていました。一言で的確に表現するならば,この日の栄養指導というのは,再指導というのに近い内容であったと思います。
実際にこの日に行われたのは,管理栄養士による聞き取り調査のようなもの。要するに普段の僕の食生活に関して,管理栄養士がいくつかの質問をして,僕がそれに答えるというもの。僕は基本的に,最初に栄養指導を受けた内容については,それを守っています。一時的に,きっちり計量をするということを怠っていたことがあったのは確かですが,HbA1cが高くなったのを機に,食餌療法の改善をして,それ以来はこのときも継続していました。ですから何をどのくらい食べればよいのかということは,少なくとも一般的にスーパーマーケットなどで販売されているような食品に関しては,それを把握していました。要するに食品の1単位のグラム数がどれくらいであるのかということを,ほぼ把握していたということです。もちろん把握しているだけでは十分でなく,実際に食べる量がそれに適合していなければ無意味ですが,そちらの方も守っていたわけです。よって栄養士の質問にも滞りなく回答することが可能でしたし,それで何も問題はありませんでした。むしろこの点に関しては,管理栄養士に感心されたくらいです。
ということで,新しい特別な指導というのは何もありませんでした。ただ,実際の食事と,血糖値の上下の関係について,もっと詳しいデータを得る必要があったようです。そのためにまた栄養指導が必要になったのです。
中村太地六段の先手で角換り相腰掛銀。羽生善治王座は過去に一局だけあった手順に。その将棋は先手が勝ったのですが,本局は先手から手を変えました。ということは,その前例は後に後手が有望となる順があるという共通認識が両対局者の中にあったか,さらに有力な変化が先手にはあったと中村六段が認識していたかのどちらかであったと推測されます。

後手の腰掛銀が一歩前進した局面。ここは4五に出る手もあり,それはダメたという羽生王座の読みがあったようですが,その方が後手は後にチャンスを得る可能性がより高い進展になったのではないかと僕には思えました。
先手の指し手は☗5五同角。これは決めにいく手です。☖同馬に☗3五歩と拠点を作り,☖4四金寄に☗1三歩成の成り捨て。香車は渡しづらい後手は☖同桂と応じました。そこで☗4五歩と叩いておいて☖同馬に☗3四銀。

すごく思いきった手順だと思えるのですが,この踏み込みで先手がはっきりとしたリードを奪うことに成功しているようです。以下はほぼ一方的に先手が攻めきる展開となりました。
中村六段が2勝目をあげて初タイトルに王手。第四局は8日。ただ,都合によりその将棋の掲載は大幅に遅れる見込みです。
入院中に受けた栄養指導は,どんな食品をどの程度まで食べればよいのかということの,具体的な指導でした。摂取するべき熱量を単位に変換した上で,どのような栄養素の組み合わせでその単位数を満たすべきであるのかということの,きわめて具体的な指導であったわけです。なお,摂取するべき熱量というのは,医師ではなく,管理栄養士が決定しました。
僕は今回の栄養指導では,その単位数の変更があるのではないかと推測していました。というか,そういうことでないのであれば,わざわざこうした指導を実施する必要がないように思えたからです。ところが,この推測は間違っていました。一言で的確に表現するならば,この日の栄養指導というのは,再指導というのに近い内容であったと思います。
実際にこの日に行われたのは,管理栄養士による聞き取り調査のようなもの。要するに普段の僕の食生活に関して,管理栄養士がいくつかの質問をして,僕がそれに答えるというもの。僕は基本的に,最初に栄養指導を受けた内容については,それを守っています。一時的に,きっちり計量をするということを怠っていたことがあったのは確かですが,HbA1cが高くなったのを機に,食餌療法の改善をして,それ以来はこのときも継続していました。ですから何をどのくらい食べればよいのかということは,少なくとも一般的にスーパーマーケットなどで販売されているような食品に関しては,それを把握していました。要するに食品の1単位のグラム数がどれくらいであるのかということを,ほぼ把握していたということです。もちろん把握しているだけでは十分でなく,実際に食べる量がそれに適合していなければ無意味ですが,そちらの方も守っていたわけです。よって栄養士の質問にも滞りなく回答することが可能でしたし,それで何も問題はありませんでした。むしろこの点に関しては,管理栄養士に感心されたくらいです。
ということで,新しい特別な指導というのは何もありませんでした。ただ,実際の食事と,血糖値の上下の関係について,もっと詳しいデータを得る必要があったようです。そのためにまた栄養指導が必要になったのです。