日本時間で昨晩の11時15分過ぎの発走になったロンシャン競馬場での第92回凱旋門賞GⅠ芝2400mには,予定通りに2頭の日本馬が出走しました。
オルフェーヴルは中団の後ろ目の外,キズナは最後尾付近のインを追走。といっても極度のスローペースのレースになったため,出走した17頭が一塊,先頭から殿までさほどの差がない展開。オルフェーヴルは馬群の中,キズナは外に出してやや上昇するという道中の動き。
レースは完全な直線勝負。今年のフランスオークスを勝ち,前哨戦のヴェルメイユ賞を制してこれまで4戦4勝だったフランスのTreveがあっという間に抜け出し,5馬身差の圧勝。オルフェーヴルは馬群を抜け出し,内から抜けてきたフランスのIntelloと並んで追い上げましたが差は詰まらず。この2頭はずっと競り合っての2着争いでしたが,前に出ていたオルフェーヴルが抜かせずに2着は確保。外を追い込んだキズナはこの2頭から2馬身差の4着。
レース前の映像で見たオルフェーヴルの気配が,非常に悪く感じられたので,大きく負けてしまうのではないかと危惧したのですが,それは杞憂でした。頭数は差がありますが,第85回と同じく,極端なスローペースの末の上がり勝負。こうした場合は総合力より瞬発力が重要になるため,斤量が軽い3歳の牝馬が有利になるのは事実。とはいえこれだけの着差をつけられているのですから,勝ち馬を褒めるべきでしょう。どんなレース展開でもTreveが勝ったであろうと思います。むしろずっと競り合った末に2着を確保したことについて,オルフェーヴルを称えていいのではないかと思います。
キズナはこのようなレースをすることでよい結果が出るようになってきましたから,展開に左右されるのは仕方ありません。こちらも外を回って4着まで追い上げたのは,確かな力があるということを十分に示した結果であると思います。
キズナの帯同馬として渡仏したステラウインドは前日のドラール賞GⅡ芝1950mに出走して7着。オルフェーヴルの帯同馬のブラーニーストーンは当日のフォレ賞GⅠに出走,8着でした。
以前の主治医には尋ねられたことは1度もなかったのですが,U先生はたまに血圧のことを聞いてきます。内分泌科の受付の横には大型の血圧測定器が設置されいて,そこで事前に血圧を測定しておくことが可能になっています。僕は通院をし始めた頃は計測していたのですが,尋ねられないということが分かってからは計測しなくなりました。ところがU先生は,いつであったか忘れてしまいましたが,これより以前の診察のとき,血圧を聞いてきたことがあったのです。そのときは計測していませんでしたから分からないと答えるほかありませんでした。診察室にも測定器がありましたから,そのときはそれで計測したのです。しかしそれ以来,U先生は血圧について聞いてくる場合があるということを僕も覚えましたから,事前に計測しておくようにしました。それほど手間が掛かることではありませんし,予約時間きっかりに診察が開始されることは稀でしたから,時間もあるわけで,これはそんなに大変な作業ではありません。
この日は聞いてきたのです。受付の横の計測器は,計測の結果が小さなメモとして印刷されます。僕は事前に計測していたのですから,この日はそのメモを渡しました。
U先生はその結果を見て,ふらついたりすることはないかと尋ねてきました。入院中は午前と午後の2回,血圧の測定をしていまして,そのときにも書いたように,僕の血圧は低いのです。いわゆる上の血圧が110mmHgを超えるということはまずなく,100mmHgを下回る場合もあるくらいです。このときも確か90mmHg台であったのではないかと思います。
低血糖を発症した場合は別に,普段の生活の中では,ふらついたりするということはありません。ただ,横になっていて急に立ち上がったりしたときとか,暗い場所から急に明るい場所に出た,あるいは状況としては同じですが,暗い部屋に灯りが点いて一遍に明るくなったときなどに,立眩みのような症状を起こすことはあります。ただそれにしても,立っていられないほどひどいという場合はまずありません。また,これが低血圧の影響であるのかどうかも不明です。とくに問題ないと答えました。
オルフェーヴルは中団の後ろ目の外,キズナは最後尾付近のインを追走。といっても極度のスローペースのレースになったため,出走した17頭が一塊,先頭から殿までさほどの差がない展開。オルフェーヴルは馬群の中,キズナは外に出してやや上昇するという道中の動き。
レースは完全な直線勝負。今年のフランスオークスを勝ち,前哨戦のヴェルメイユ賞を制してこれまで4戦4勝だったフランスのTreveがあっという間に抜け出し,5馬身差の圧勝。オルフェーヴルは馬群を抜け出し,内から抜けてきたフランスのIntelloと並んで追い上げましたが差は詰まらず。この2頭はずっと競り合っての2着争いでしたが,前に出ていたオルフェーヴルが抜かせずに2着は確保。外を追い込んだキズナはこの2頭から2馬身差の4着。
レース前の映像で見たオルフェーヴルの気配が,非常に悪く感じられたので,大きく負けてしまうのではないかと危惧したのですが,それは杞憂でした。頭数は差がありますが,第85回と同じく,極端なスローペースの末の上がり勝負。こうした場合は総合力より瞬発力が重要になるため,斤量が軽い3歳の牝馬が有利になるのは事実。とはいえこれだけの着差をつけられているのですから,勝ち馬を褒めるべきでしょう。どんなレース展開でもTreveが勝ったであろうと思います。むしろずっと競り合った末に2着を確保したことについて,オルフェーヴルを称えていいのではないかと思います。
キズナはこのようなレースをすることでよい結果が出るようになってきましたから,展開に左右されるのは仕方ありません。こちらも外を回って4着まで追い上げたのは,確かな力があるということを十分に示した結果であると思います。
キズナの帯同馬として渡仏したステラウインドは前日のドラール賞GⅡ芝1950mに出走して7着。オルフェーヴルの帯同馬のブラーニーストーンは当日のフォレ賞GⅠに出走,8着でした。
以前の主治医には尋ねられたことは1度もなかったのですが,U先生はたまに血圧のことを聞いてきます。内分泌科の受付の横には大型の血圧測定器が設置されいて,そこで事前に血圧を測定しておくことが可能になっています。僕は通院をし始めた頃は計測していたのですが,尋ねられないということが分かってからは計測しなくなりました。ところがU先生は,いつであったか忘れてしまいましたが,これより以前の診察のとき,血圧を聞いてきたことがあったのです。そのときは計測していませんでしたから分からないと答えるほかありませんでした。診察室にも測定器がありましたから,そのときはそれで計測したのです。しかしそれ以来,U先生は血圧について聞いてくる場合があるということを僕も覚えましたから,事前に計測しておくようにしました。それほど手間が掛かることではありませんし,予約時間きっかりに診察が開始されることは稀でしたから,時間もあるわけで,これはそんなに大変な作業ではありません。
この日は聞いてきたのです。受付の横の計測器は,計測の結果が小さなメモとして印刷されます。僕は事前に計測していたのですから,この日はそのメモを渡しました。
U先生はその結果を見て,ふらついたりすることはないかと尋ねてきました。入院中は午前と午後の2回,血圧の測定をしていまして,そのときにも書いたように,僕の血圧は低いのです。いわゆる上の血圧が110mmHgを超えるということはまずなく,100mmHgを下回る場合もあるくらいです。このときも確か90mmHg台であったのではないかと思います。
低血糖を発症した場合は別に,普段の生活の中では,ふらついたりするということはありません。ただ,横になっていて急に立ち上がったりしたときとか,暗い場所から急に明るい場所に出た,あるいは状況としては同じですが,暗い部屋に灯りが点いて一遍に明るくなったときなどに,立眩みのような症状を起こすことはあります。ただそれにしても,立っていられないほどひどいという場合はまずありません。また,これが低血圧の影響であるのかどうかも不明です。とくに問題ないと答えました。