スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ホープフルステークス&座布団

2018-12-28 19:05:24 | 中央競馬
 第35回ホープフルステークス
 積極的に先手を奪いたいという馬がいなかったようで,発馬後の正面ではサートゥルナーリアが先頭でその後ろにニシノデイジー,アドマイヤジャスタ,コスモカレンドゥラの3頭が並ぶ形。1コーナーで外からコスモカレンドゥラが前に出てこの馬の逃げに。向正面に入るところで1馬身半くらいのリード。2番手に引いたサートゥルナーリアの外にアドマイヤジャスタが並んで2番手は2頭。4番手にニシノデイジー,ブレイキングドーン,タニノドラマの3頭。7番手はヒルノダカール。8番手がハクサンタイヨウとジャストアジゴロ。10番手にマードレヴォイスとミッキーブラック。12番手がヴァンドギャルドで2番手からここまで一団。1馬身半差の最後尾にキングリスティアという凝縮した隊列。前半の1000mは62秒5の超スローペース。
 残り1000mからペースアップ。3コーナーを回るとアドマイヤジャスタが単独の2番手になり,行き場もなかったサートゥルナーリアは内で控えて3番手。アドマイヤジャスタの外からブレイキングドーン,ヒルノダカール,ジャストアジゴロも追い上げてきました。直線に入るとアドマイヤジャスタが先頭に。外から追うブレイキングドーンとの間に割り込んでいったサートゥルナーリアが進路を確保すると鋭く伸び,楽々とアドマイヤジャスタを差して優勝。アドマイヤジャスタが1馬身半差で2着。コーナーではサートゥルナーリアより外にいたニシノデイジーが馬群を捌く形で伸び,4分の3馬身差で3着。
 優勝したサートゥルナーリアは6月に新馬を勝つと一息入れ,10月のオープンも勝って2戦2勝でここに参戦。2戦が共によい勝ち方であったために人気に推されていました。今日は手応えからして,進路さえ確保できれば勝てそうというレース。やや強引さがあった感はありますが,そこから抜け出したときの脚は他と一線を画していました。相当の能力があることは間違いなく,来年のクラシックの有力候補といえそうです。父はロードカナロア。母の父はスペシャルウィーク。母がシーザリオで祖母がキロフプリミエール。6つ上の半兄が2012年にラジオNIKKEI杯2歳ステークス,2013年に神戸新聞杯と菊花賞,2014年にジャパンカップに勝ったエピファネイアで兄弟制覇。3つ上の半兄は2015年のJRA賞の最優秀2歳牡馬のリオンディーズ。Saturnaliaは古代ローマの祭り。お祭り騒ぎという意味もあります。
                                     
 騎乗したミルコ・デムーロ騎手は朝日杯フューチュリティステークス以来の大レース制覇で今月の大レース3勝目。ホープフルステークスは初勝利。管理している中竹和也調教師は2009年のNHKマイルカップ以来の大レース2勝目。

 祭壇の設営は終ったのですが,翌日に導師が来訪して読経することになっていましたので,用意しておかなければならないものがありました。導師が座るための座布団です。一般の家庭で使用するような座布団なら何枚もありましたが,読経のために導師が座るのにはそれでは不十分であり,もっと厚めの大きな座布団が必要と思えました。
 父の死後にも同じようなことが行われましたし,それ以外の,たとえば御講のときなどに住職や導師が来訪したことはあります。ですからかつては確かにそのような座布団が家にあったのです。ところがいくら探しても見当たりません。これはたぶん母が処分してしまったのだと思います。
 たぶんであって絶対ではありませんが,もし母が処分してしまったとするなら,その理由というのは僕には分かります。父の死後も住職なり導師なりが来訪して読経するというケースはありました。そのときの準備というのは,本門仏立宗の熱心な信者であったK伯母が中心となって行なっていました。ところが2011年のの10月にK伯母の急死という事態があり,それ以後はK伯母が準備をすることはできなくなりました。母は自分で準備をすると何か不足してしまうことが生じてしまいかねないと考え,それ以降は住職や導師に家に来てもらうということは控え,すべてをお寺で行うようにしました。よって御講などもこれ以降は家ではなくお寺で立てるようにして,先方に来てもらうのではなくこちらから出掛けるようにしていたのです。このために住職や導師が使用するための座布団を家でまた使用することはないだろうと判断し,それを処分したのでしょう。
 今回は家に来ることが決まっていましたから,また必要になりました。僕の家から5分ほどのところに,仏具店があります。店内で見てネットで注文するというような主旨の幟が立っているのをよく見掛けていましたので,すぐに入手できる可能性は低いだろうと予想できましたが,とりあえず出掛けました。ただ座布団はなく,取り寄せるのに1週間は必要だとのことでしたので,そのまま帰りました。妹が家にいましたので,この日はこれ以上は何もできませんでした。
コメント
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