北海道から2頭が遠征してきた昨晩の第19回鎌倉記念。
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ジョーロノが内に切れこみながら前に。内枠で先行しようとした馬の何頭かに不利が生じました。2番手にはピースフラッグ。3番手にハッピーホンコンとトーセンウォーリアとヴァヴィロフ。6番手にナジャ。7番手にセイカメテオポリスとリーチとサラママでここまでの9頭は一団。2馬身差でマイアミ。2馬身差でサンエイウルフとトーセンダーウィン。2馬身差の最後尾にワールドサミットという隊列。ハイペースでした。
3コーナーを回ってジョーロノにピースフラッグが並び掛けていきました。この時点ではピースフラッグの手応えがよくみえたのですが,ジョーロノが粘り腰を発揮。直線の競り合いではピースフラッグを競り落としました。この間に大外を回って追い込んできたのがリーチで,最内を回って追ってきたのがセイカメテオポリス。最後はこの2頭がジョーロノを差して抜け出す形。内と外に離れてのフィニッシュとなりましたが,先に前に出ていたリーチが優勝。セイカメテオポリスがクビ差で2着。その他の馬の追撃はすべて封じたジョーロノが2馬身半差で3着。
優勝した北海道のリーチは前走のイノセントカップからの連勝で南関東重賞を制覇。例年のことですが北海道の2歳馬はレベルが高く,この馬はその中でも栄冠賞で3着,イノセントカップを勝っていましたので,上位にランクできる馬。ですから優勝候補の1頭でした。ここまで1000mと1200mのレースしか出走していないので距離が延長することと,左回りになることが課題だったのですが,距離は問題なく,コースに関しては外を回ることで克服することができたという印象です。父は2010年のJRA賞で最優秀2歳牡馬のグランプリボス。その父はサクラバクシンオー。母の6つ上の半姉に2000年にクリスタルカップを勝ったスイートオーキッド。馬名の英語表記は人名のLeitch。有名なのはラグビーのリーチマイケル選手。
騎乗した船橋の本田正重騎手はユングフラウ賞以来の南関東重賞10勝目。鎌倉記念は初勝利。管理している北海道の林和弘調教師は昨年の黒潮盃以来の南関東重賞制覇。鎌倉記念は初勝利。
論理的吟味の上で絶対に無限な実体substantiaを認識しているということで,僕がいいたいのは次のようなことです。
絶対に無限な実体は,無限に多くのinfinita属性attributumによってその本性essentiaを構成されていなければなりません。もしそうでないなら,僕たちはその本性を構成しないような属性があると概念するconcipereことができることになり,そのように概念された途端に,その実体は実体ではあっても絶対に無限absolute infinitumではないと概念されることになるからです。つまり僕たちが何らかのものを絶対に無限と概念するためには,そのように概念する対象のものに,無限に多くの属性を帰する必要があるのです。すると同時に僕たちは,僕たちにとって未知の属性が,絶対に無限な実体の本性を構成しているということも同時に理解します。第二部公理五というのは公理Axiomaですから,僕たちはそれを共通概念notiones communesによって自明のものとして認識します。そしてこの公理の意味のうちには,僕たちが認識するcognoscereことができる属性は延長の属性Extensionis attributumと思惟の属性Cogitationis attributumだけであるということが含まれています。よって僕たちにとっては未知である属性がその本性を構成するとしなければ,僕たちは絶対に無限な実体を概念することができないのです。
このとき,スピノザの哲学では,一般に事物の本性というものは,それがなければあるものが,逆にあるものがなければそれが,あることも概念することもできないものであるというように,第二部定義二でいわれているのです。したがって,絶対に無限な実体は無限に多くの属性がなければあることも考えることもできませんし,無限に多くの属性というのは絶対に無限な実体がなければあることも考えることもできないものなのです。よって僕たちは,僕たちにとって未知なるものをその本性に帰さなければ,絶対に無限な実体を概念することができませんし,逆に絶対に無限な実体を概念しなければ,無限に多くの属性というものも概念することができません。そして同時に,第一部定理一一の第三の証明により,僕たちは絶対に無限な実体は存在するということを理解するので,絶対に無限な実体と無限に多くの属性について,存在するという場合も同様のことをいうことができるのです。
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ジョーロノが内に切れこみながら前に。内枠で先行しようとした馬の何頭かに不利が生じました。2番手にはピースフラッグ。3番手にハッピーホンコンとトーセンウォーリアとヴァヴィロフ。6番手にナジャ。7番手にセイカメテオポリスとリーチとサラママでここまでの9頭は一団。2馬身差でマイアミ。2馬身差でサンエイウルフとトーセンダーウィン。2馬身差の最後尾にワールドサミットという隊列。ハイペースでした。
3コーナーを回ってジョーロノにピースフラッグが並び掛けていきました。この時点ではピースフラッグの手応えがよくみえたのですが,ジョーロノが粘り腰を発揮。直線の競り合いではピースフラッグを競り落としました。この間に大外を回って追い込んできたのがリーチで,最内を回って追ってきたのがセイカメテオポリス。最後はこの2頭がジョーロノを差して抜け出す形。内と外に離れてのフィニッシュとなりましたが,先に前に出ていたリーチが優勝。セイカメテオポリスがクビ差で2着。その他の馬の追撃はすべて封じたジョーロノが2馬身半差で3着。
優勝した北海道のリーチは前走のイノセントカップからの連勝で南関東重賞を制覇。例年のことですが北海道の2歳馬はレベルが高く,この馬はその中でも栄冠賞で3着,イノセントカップを勝っていましたので,上位にランクできる馬。ですから優勝候補の1頭でした。ここまで1000mと1200mのレースしか出走していないので距離が延長することと,左回りになることが課題だったのですが,距離は問題なく,コースに関しては外を回ることで克服することができたという印象です。父は2010年のJRA賞で最優秀2歳牡馬のグランプリボス。その父はサクラバクシンオー。母の6つ上の半姉に2000年にクリスタルカップを勝ったスイートオーキッド。馬名の英語表記は人名のLeitch。有名なのはラグビーのリーチマイケル選手。
騎乗した船橋の本田正重騎手はユングフラウ賞以来の南関東重賞10勝目。鎌倉記念は初勝利。管理している北海道の林和弘調教師は昨年の黒潮盃以来の南関東重賞制覇。鎌倉記念は初勝利。
論理的吟味の上で絶対に無限な実体substantiaを認識しているということで,僕がいいたいのは次のようなことです。
絶対に無限な実体は,無限に多くのinfinita属性attributumによってその本性essentiaを構成されていなければなりません。もしそうでないなら,僕たちはその本性を構成しないような属性があると概念するconcipereことができることになり,そのように概念された途端に,その実体は実体ではあっても絶対に無限absolute infinitumではないと概念されることになるからです。つまり僕たちが何らかのものを絶対に無限と概念するためには,そのように概念する対象のものに,無限に多くの属性を帰する必要があるのです。すると同時に僕たちは,僕たちにとって未知の属性が,絶対に無限な実体の本性を構成しているということも同時に理解します。第二部公理五というのは公理Axiomaですから,僕たちはそれを共通概念notiones communesによって自明のものとして認識します。そしてこの公理の意味のうちには,僕たちが認識するcognoscereことができる属性は延長の属性Extensionis attributumと思惟の属性Cogitationis attributumだけであるということが含まれています。よって僕たちにとっては未知である属性がその本性を構成するとしなければ,僕たちは絶対に無限な実体を概念することができないのです。
このとき,スピノザの哲学では,一般に事物の本性というものは,それがなければあるものが,逆にあるものがなければそれが,あることも概念することもできないものであるというように,第二部定義二でいわれているのです。したがって,絶対に無限な実体は無限に多くの属性がなければあることも考えることもできませんし,無限に多くの属性というのは絶対に無限な実体がなければあることも考えることもできないものなのです。よって僕たちは,僕たちにとって未知なるものをその本性に帰さなければ,絶対に無限な実体を概念することができませんし,逆に絶対に無限な実体を概念しなければ,無限に多くの属性というものも概念することができません。そして同時に,第一部定理一一の第三の証明により,僕たちは絶対に無限な実体は存在するということを理解するので,絶対に無限な実体と無限に多くの属性について,存在するという場合も同様のことをいうことができるのです。