今月の5日に放映された第33期女流王将戦挑戦者決定戦。対局は9月16日で,それまでの対戦成績は石橋幸緒女流四段の6戦全勝。
振駒で中村真梨花女流二段の先手。やや変則的な手順でしたが先手のノーマル四間飛車に後手が斜め棒銀ともいわれる5三銀右の急戦で対抗する将棋に。定跡にもある金銀交換の進展となりました。
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ここは定跡でも岐路とされる局面で,振飛車らしく▲5五飛から捌き合うのも有力。しかし本局の▲7六同銀もある指し方。対して△5七歩と打ち,▲同飛とさせてから△4六角と出たのは後手の工夫。単に▲5九飛と引くと△7八金の心配もあり,▲5六飛と浮いて△7九角成となりました。
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おそらくここでは▲5九飛と引き,△7八馬に▲6五歩と突くべきだったと思うのですが単に▲6五歩。後手は構わず△8九馬と桂を取り,そこで▲5九飛と引きましたが△9八馬と香車も取って銀取り。先手は▲8七銀打と受けました。
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後手は熟考し△5八歩と叩き,▲同飛に△9七馬。▲1一角成は大きな手ですが△7九馬と入ったのが△4六馬を狙いとした厳しい手で,ここでは後手の方が指せているように思えます。先手は左辺の2枚の銀が働きの悪い駒となってしまい,この後の指し方もまずかったようで,以下は後手の快勝となりました。
石橋四段が勝って挑戦権を獲得。石橋四段の女流王将戦挑戦は2004年以来です。
実際のところ,もしもこのときにI先生にそう指摘されなかったなら,この部分に虫歯があるということに,僕自身は気付かなかっただろうと思います。というのも,痛みというものはいっかな感じていなかったからです。僕は歯を磨くときに歯間ブラシを用いることがあります。この箇所はちょうど歯と歯の隙間ですから,歯間ブラシで磨く部分にあたるわけですが,そのときにも何の痛みも感じていませんでした。ただ,I先生は手鏡でその部分を僕にも見せてくれましたが,確かにその部分は変色していて,虫歯があるということは間違いないということは分かりました。
必要性という観点からいうなら,僅かな痛みも感じてはいなかったのですから,緊急に治療しなければならないという性質のものではありません。ただ,放置しておけば進行するおそれはありますし,少なくとも改善するということは絶対にあり得ません。I先生の話だと,この程度の虫歯であれば1度の通院で治療を完了することができるということでしたので,治療のための予約を取って,この日はI歯科をあとにしました。そもそもこういうことのために定期的に歯科に通っているのだといえるわけですから,緊急に処置する必要はなくても,治療を決断することはごく当然の成り行きであったといえるでしょう。
翌週の9月13日。この日は母の磯子中央病院の内科の診察の予定が入っていました。前にもいったかと思いますが,内科の場合は午後からの診察ですので,午前中に妹を作業所まで送っていくことができます。だからこの点は問題がなかったのですが,母によれば,この診察の予約というのが,ただこの日の午後ということになっているとのこと。普通は午後何時という形で予約が入るものでしょうが,どういうわけかそうではなかったのです。したがって,午後に磯子中央病院に行っても,すぐに診察ができるのかどうか不明だし,だから何時頃に帰れるのかも分からなかったのです。母のことだけでいえばいくら遅くなってもどうというわけではありませんが,妹の帰りよりも遅くなってはいけません。こうした事情がありましたので,この日は僕は午前のうちに仕事を済ませてしまい,午後は念のために家で待機していました。
振駒で中村真梨花女流二段の先手。やや変則的な手順でしたが先手のノーマル四間飛車に後手が斜め棒銀ともいわれる5三銀右の急戦で対抗する将棋に。定跡にもある金銀交換の進展となりました。
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ここは定跡でも岐路とされる局面で,振飛車らしく▲5五飛から捌き合うのも有力。しかし本局の▲7六同銀もある指し方。対して△5七歩と打ち,▲同飛とさせてから△4六角と出たのは後手の工夫。単に▲5九飛と引くと△7八金の心配もあり,▲5六飛と浮いて△7九角成となりました。
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おそらくここでは▲5九飛と引き,△7八馬に▲6五歩と突くべきだったと思うのですが単に▲6五歩。後手は構わず△8九馬と桂を取り,そこで▲5九飛と引きましたが△9八馬と香車も取って銀取り。先手は▲8七銀打と受けました。
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後手は熟考し△5八歩と叩き,▲同飛に△9七馬。▲1一角成は大きな手ですが△7九馬と入ったのが△4六馬を狙いとした厳しい手で,ここでは後手の方が指せているように思えます。先手は左辺の2枚の銀が働きの悪い駒となってしまい,この後の指し方もまずかったようで,以下は後手の快勝となりました。
石橋四段が勝って挑戦権を獲得。石橋四段の女流王将戦挑戦は2004年以来です。
実際のところ,もしもこのときにI先生にそう指摘されなかったなら,この部分に虫歯があるということに,僕自身は気付かなかっただろうと思います。というのも,痛みというものはいっかな感じていなかったからです。僕は歯を磨くときに歯間ブラシを用いることがあります。この箇所はちょうど歯と歯の隙間ですから,歯間ブラシで磨く部分にあたるわけですが,そのときにも何の痛みも感じていませんでした。ただ,I先生は手鏡でその部分を僕にも見せてくれましたが,確かにその部分は変色していて,虫歯があるということは間違いないということは分かりました。
必要性という観点からいうなら,僅かな痛みも感じてはいなかったのですから,緊急に治療しなければならないという性質のものではありません。ただ,放置しておけば進行するおそれはありますし,少なくとも改善するということは絶対にあり得ません。I先生の話だと,この程度の虫歯であれば1度の通院で治療を完了することができるということでしたので,治療のための予約を取って,この日はI歯科をあとにしました。そもそもこういうことのために定期的に歯科に通っているのだといえるわけですから,緊急に処置する必要はなくても,治療を決断することはごく当然の成り行きであったといえるでしょう。
翌週の9月13日。この日は母の磯子中央病院の内科の診察の予定が入っていました。前にもいったかと思いますが,内科の場合は午後からの診察ですので,午前中に妹を作業所まで送っていくことができます。だからこの点は問題がなかったのですが,母によれば,この診察の予約というのが,ただこの日の午後ということになっているとのこと。普通は午後何時という形で予約が入るものでしょうが,どういうわけかそうではなかったのです。したがって,午後に磯子中央病院に行っても,すぐに診察ができるのかどうか不明だし,だから何時頃に帰れるのかも分からなかったのです。母のことだけでいえばいくら遅くなってもどうというわけではありませんが,妹の帰りよりも遅くなってはいけません。こうした事情がありましたので,この日は僕は午前のうちに仕事を済ませてしまい,午後は念のために家で待機していました。